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砂漠のじごくのハサミ

ノノ

[ノノ]

キャラID
: TQ400-888
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

ライブカメラ画像

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ノノの冒険日誌

2014-06-29 05:41:07.0 2014-08-30 06:01:04.0テーマ:その他

ゆうはん。(仮)25 「私はただ、出来ることなら、クラスの中心でみんなに囲まれているあの男子と……」 「え、片想い系の話?」 「一緒にドッカンドッカン笑いを取りたかった……」 「芸人志望ッ!?」


  第3章 その4


 ややあって。

 泉はそれなりに深く、ずぶ濡れの少年は這いずるように上がって来た。
「ぅひぃぃぃ……ひどい目にあった……。てか、なんで、落としたの……ッ?」
「いや、ですから、ここは回復の泉。その水に浸かれば、あなたの記憶喪失も治るのでは、と」
 淡々と告げる、少女だ。
「やり方が安直なんだよぉ……」
 未だに四つん這いまま少年が見上げると、じっと彼を見下ろして動かない、その少女と目が合った。
「…………お、おーい……?」
「………………あぁっ」
 ……ぽっ。
「なぜ頬を赤らめるのぉッ?」
 思わず絶叫の少年だ。
 出会ってから常に無表情の印象な彼女だし、その振る舞いも至って冷静(……でも突き落とされたしなぁ、まぁそれはこの際、置いておくとして)なのだが、今はどこか、そわそわと落ち着きのない様子で……、
「なぜでしょう、今のあなたを見ていると、なんと言いますか、こう……ぞくぞくします」
「どゆことーぉッ!?」
「いえ、わかりません」
「てか、急に何言い出すの、このヒト!」
「ですが……、あの……、その……、もう一度、落としてもよろしいですか?」
「イヤだよ! 意味わかんないよッ!」 
 はじめて感情を露わにしたかと思われたが、淡々とした口調はそのままで、やはり、限りなく無に近い、読めないその表情。しいて言うなら、眠いの? 起きてる? と、確認したくなるほどの、伏し目がち……。
 ついにあきれたのか、――というか、付いて行けなくなったのか、
「……つぅか、きみ、勇者なんだよね?」 
 少年がそう訊くと、

「いいえ、私は勇者などではありません!」
 ――きっぱり。

「ええええーッ!? ちょ、えっ、えええッ? ……だ、だって、自分で言ってたよね? 勇者って……ッ?」
「いいえ、言っていませんよ。それは、周りの人々が勝手に私のことを、勇者、と呼んでいるだけです。確かにそう、言いましたよね?」
「あれ~~~? そぉだっけ~~~?」
 ……いやいやいやいや、でもでもぉっ、あんなに凶暴なモンスターを、たった一人で蹴散らすなんて、しかも、女のコだし! それを勇者じゃなくて、なんと言えばいいのか!
 少年は起き上がり、少女に言い寄った。
「やっぱり、勇者なんでしょっ?」
「いえ、違います」
「でも、只者じゃないよね?」
「いえ、只者です。私は、ただの、“村の人気者”です」
「なにその称号っぽいのッ?」
 ……てか、そーゆーこと、自分で言っちゃうの、恥ずかしくないのかな、このコ……?
「そして、もうすぐ“町の有名人”です」
「なんだか知名度びみょーッ!」
「目指すは“国民的アイドル”です」
「それなんか職業違くねッ?」
 そこで、少女は、はっと気づいた様子。(あくまで無表情。だが些細な変化を見逃さなかった)
「……私としたことが、ついつい大きく出てしまいました」
「いや、いいんじゃないの? 夢はでっかいほーが、ね」
「そして、いつの日か、――誰よりも早く登校し誰も居ない教室でカーテンに包まりたい!」
「それ、クラスにひとりいるヤツだからーッ!」
 しょうねんの さけびが こだまする!
 すると、少女は、
「……はッ! いま、なにか、なんと言いますか、こう……私たちを見守る神々に代弁させられたような、そんな気がします」
「おいおいおいおい、怖いこと言うなよぉ、つぅか、いきなりしょぼくなったし……」
「どうですか? 私は勇者などではないでしょう?」
「なんだそれ? 逆アピール? 負の自己紹介か? いいや、勇者だね、きみは」
 と。
「ていっ」

 ざっぱーんッ!

「なんで――、また――、落とすの――ッ!?」
「そこに泉が湧くからです」
「だから! 意味不明なんだってば!」
 少年は再び泉に突き落とされた。
 もがく少年を見つめ、少女は言い放った。
「あの、出来るだけ、強い武器をお願いします」
「なんの――、はなし――ッ!?」

 しょうねんは おもった!
 ……えっ、っと。……ここ、女神さまとか、出てくる類の泉だったっけ……?

 しかし!
 しょうねんは およげない!


 つづく。

※この物語はフィクションです。
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