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砂漠のじごくのハサミ

ノノ

[ノノ]

キャラID
: TQ400-888
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 踊り子
レベル
: 132

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ノノの冒険日誌

2014-07-02 03:06:30.0 2016-12-04 20:48:30.0テーマ:その他

ゆうはん。(仮)27 「※今回はネタバレが含まれております。これまでのお話が未読の方は、先に過去本編をお読みになってからご覧ください」 「うんうん!」


  第3章 その6


「前から私は、……自分では、何をしていいのか、わかりませんでした」
 勇者少女の眠たげな目が影を落とし、明らかに俯いていた。
「気が付くと、よく、人から頼みごとをされ、進んで動く自分がいました。ですが……」
 淡々と語る少女。こんな顔も出来るのか、と息を呑んでそれを見守っている少年。
「ああ、きっとこれが、私の生まれて来た意味なのだろう、と、いつからか、思うようになりました」
 それこそ、正しく、勇者と呼ぶに相応しいのではないだろうか。
 その行動が全て正しいのかどうか、はっきりとは分からないが、例えば、世界を救え、と言われたとしたら、この少女は喜んでやってしまうのだろう。それほどの真の強さを持っているに違いなかった。
 ――だから、
「うん、いいんじゃないの? それでさ」
 少年は言った。
「正義とか悪なんてのは、よく知らないけど……、誰かの為に自分から進んで何か出来るってヤツが、やっぱ、勇者なんじゃないの?」
「そぉ、なのでしょうか……?」
 ……まぁ、バカ正直とも言うけどね。
「それにさ、ここには自分が何者か分からないヤツだっているんだしなぁ~、ふはははは!」
 と、少年はおどけて見せる。
 だが、少女は笑わない。
「? どうしました?」
「い、いやっ、なんでも、ないよっ。――ってかさ、病を治す泉でも、こんなに浴びたら風邪引いちまうよ? 逆にぃ!」
 そこで、――はっ! と、何かを思い出したような少女。
「初めてなのです、私。自分から、こう、何かをしたい、という衝動は……!」
「え? ちょ、まっ、なに、その手ッ?」
 なんと!
 両手の平を構え、少女はこちらに詰め寄って来る! 無表情なのがこれまた恐ろしい。
「いやーいやーもういいっしょ? 泉ポチャは! な? 押すなよ?」

「 → はい
    いいえ」

「……ん? なに、今の?」
 しかし!
 あるいみ とても ゆうしゃっぽいと いえなくもない!
 不安になりながらも、再度、少女に確認の少年だ。
「まぁ、とにかく、さ、なんつーの、こう……うん、ね、押しちゃダメだから、……ね?」

「 → はい
    いいえ」

「えぇー……ちょ……、まさか……?」
 ゆうしゃは みがまえている!
「…………」
 ゆうしゃは ようすをみている!
 と、
「…………………………ぜったい、押すなよ?」

「   はい
  → いいえ」

「せい!」

 どっばっしゃーんッ!

「――あんのじょうだよおおおおおおッ!」

 少年は三度、泉に落とされた!
 もがきながら、彼が見たものとは……?
「ああっ……!」
「なに――、その――、恍惚とした、ため息は――ッ!」
 やはり!
 しょうねんは およげない!

 そして、間。

「あのねぇ、勇者がそんなことしちゃダメぢゃねッ?」
「いえ、だから、勇者などではありませんってば」
「いいよ、もぉ! みんなもそう呼んでるんでしょ?」
「呼ぶのは、人の勝手、ですが……」
「とにかくねぇ、人をさぁ、いきなり泉に突き落とすなんてね、ありえないよッ?」
 ……なんだこれ、めっさデジャヴってるんですけど……。つか、無限ループ? いやいやいやいや……!
 と、ずぶ濡れのまま抱えていた頭を不意に上げれば、身悶える少女の姿がそこに。(ちなみに、やはり顔は無表情のまま)
「なぜでしょう、ああっ、あなたを見ていると、なんと言いますか、こう……、血が騒ぐ? みたいで、どうしても、いぢめたくなるのです……、そろ~り、そろ~り」
「来るな押そうとするな声出てるしっ! てか、いぢめたいっつっちゃったよ! なんなの? ドSなのッ!? ――――はッ!」
「おや? どうしました?」
「……い、いま、なにか、また、過った気がする!」

  ――にじみ出てるよ、生き生きしてたもの、顔が! 目が! ドの付くSだよ! 

「……ッ!?」
「だいじょうぶですか?」
「あの、さ……、きみの、使命って、なに……?」
「私の使命ですか? ですから、この水で聖なる衣を作るため都で職人さんを――」
「そうじゃなくって! えっとその、なんつーか、こう……最終的な目標、みたいな? 終着地点って、……なにかなぁ?」

「それならば決まっています、――魔王を倒すことです」

「…………やっぱりね……うん、勇者だもんねぇ」
「? それが、なにか?」
「思い出したことが、ひとつ、あるんだけど」
「それは一体、なんなのでしょうか?」

「――余は、魔王だ」

「なるほどっ! わかりましたっ!」
「わかって、くれたか……?」
「やっぱりあなたは、――ドMだったのですね?」
「ちっがーうッ!」


 つづく。
※この物語はフィクションです。
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