こんにちは~!
一昨日に久しぶりに野球をして未だに全身筋肉痛の、実は草野球チームのキャプテンをやっていたりもするたかひろです。
加えてその日観た『超かぐや姫!』が、気付けばレビューを3000字弱書き殴っているほど色んな意味で論じたくなる作品だったのでそれも語りたいのですが、ここでは晴れてスト・宝箱・クエを完走したV5について感想を綴ります!
前回同様、V5までのプレイのみに基づくこと、V5までのネタバレを含むこと、全てをベタ褒めする内容ではないことをご留意の上ご一読いただければ幸いです!
まず何よりゲーム体験自体が格段に面白い。
ボイス追加に加え、いくつかのCGムービーの追加、それ以外のムービーでも明らかにキャラの仕草や表情が細かく演出され、ストーリー中のバトル演出や仕掛けの幅も広がっていました。
この点は掛け値なしに良いと言える点です。
また、新マップ・新モンスターの豊富さも良かった。後者は明らかに使い回しですが、やや肩透かし気味だったV4より、既存モンスとの差を味わえるこちらの方が楽しかったなというのが率直な感想です。
ついでに言えば、クエストも良心的で良かったです。V4は重すぎた。
では、肝心の物語について。
V5の最大の強みは、なんといってもキャラの魅力です。
圧倒的な量と質。
個々のキャラの深堀りが前Ver以上の濃度で行えているにも関わらず、そのラインにいるキャラが片手で足りないほど登場している。
それを下支えしていたのが物語構造かなと思います。V4はその構造上、短編集の数珠つなぎのようであったのに対し、今回は背景が一貫しており、大きな物語としての繋がりを感じやすく、それがキャラの深堀りにも活きていた。
しかしそれでいてV3のようにマンネリでもない。それぞれの弱点を見事に補えていたように感じます。
少し脇道ですが、研究に関係して面白いのは、キャラ構成の変化です。
単に既存キャラとのバランスを図ったか、プレイヤー層の変化を反映したのかもしれませんが、V5が2019~始まっていることも踏まえるとこれはとても興味深い事象です。
というのも、この2019~というのはちょうど「推し」が普及し始めた時期で、キャラ自体を中心的に据えた物語構造も踏まえると、「推し」の広がりと非常にリンクしています。
「推し」の一側面として、実践するジェンダーの変遷(男性中心から女性も中心的に)が指摘されますが、これとも非常にパラレルな事態に見えてきます。
さて、話を戻すと、このキャラの魅力も相まって、魔王の三国間での群像劇が非常に面白かった。『FE風花雪月』が大好きな自分としてはあちらの三国とも少し重なって見えて、魔界大戦で血の同窓会を思い返したり。笑
金鹿を最初に選び、それが好きすぎて数年間他ルートをやらなかった身としては、ユシュカがメインだったのもとても良かった。
あと、平田さんの声の良さもあって、ベルトロも良かったな。
というか、好きな物語のキャラは大体みんな好きです。笑
逆に難点を挙げるとすれば、前半は物語の大目標が曖昧で、後半は逆に収斂しすぎたかな。
5.2までは、キャラはめちゃいいけど、結局V5は何を目指すんだろうと感じたのに対し、後半はジャゴヌバが強大すぎるのにこれどう倒すの?という点と、一部キャラのみに焦点が絞られ、群像劇としての良さが薄れたかなという印象でした。
最後の倒し方や演出も悪くはなかったのですが、上記内容を踏まえると、良くも悪くも5.3が最高に面白かったかなぁという感じです。
それでも他Verと比しても全体的にとても面白かったです。
他に引っかかった点で言えば、月明かりの家事件、アスバルの即位、協調という言葉が連発気味だった点でしょうか。
この中だと、アスバルの件が一番引っかかったかな。あの理由付けだとアスバルが魔王という業に縛られている印象が強まってしまうし、サブクエで背景状況まで分かったうえでも、エルガドーラがやってきたこと流石に擁護できなくないですか?の方が勝つ印象でした。
と、気になった点も書きましたが、全体を通して、前回書いた「新しいドラX」として正統進化を果たし、その強みが十二分に出ていたと思います。ゲーム体験の良さ、圧倒的なキャラの魅力、その中で織りなされる幅の広いストーリー。
内容面も含めて、V1~3がドラXの「第一期」だとすれば、V1~5は「十年の総決算」と言えるのではないでしょうか。
邪神は討ち滅ぼされ、女神も消滅してその依り代が人として生きていく、アストルティアと魔界が手を取り合う新しい世界。
世界の神が落ちたその日は、人が明日を夢見て歩く始まりの一日になったのでしょうか。
その明日を見るためにも続くV6も楽しんでいこうと思います!
今後ともよろしくです!