ひぃん
エル子とドワ子に、この溢れでるファッショナブルセンスを馬鹿にされたよぉ
「またですか、じゃぎ様」
だって僕に会うたびに『変態やぁ』『お魚やぁ』って馬鹿にしてくるだよぉ
この次世代ファッションがわからないなんてどうかしてるぜ
「だったら自信を持って胸を張れば……」
ちゃうねん、ちゃうねん
僕は別にあんなやつらに認められたいとかじゃないから別にいいねん
このファッションを理解してくれる人がいればいいのよ、だから別に悔しいとかじゃなくて……グチグチ
「だまらっしゃい!(鬱陶しいわ!)」
!
「自分のファッションに自信があるならもっと胸を張れ!そのだせぇドレスアップが気に入ってるんだろ?じゃあいいじゃねぇか!それがお前の個性なんだから」
…あ
「周りの評価なんて気にするなら!やめればいい!でも、あんたはみんなが笑顔になるのなら、笑ってくれるなら道化にもなると決めたんじゃないのか!?」
「なら、諦めるな!このままその意思を貫き通せ!それがお前の立てた誓いだろ?それがおまえのスピリッt
「今日からじゃぎ様のコンシェルジュとしてお世話をさせていただくことになりました
どうぞ、よろしくお願いします」
よろしく!
「私の呼び名はなんでも構いません。お好きなようにお呼びください」
…
…ふへへ
そうだ、今日からお前は『ふへへ』だ!
「ふへへ、ですか。素敵な名前ですね(えぇ」
こうして、頬こけコンシェルジュ39代目ふへへが誕生した