トウカ
「かげつ(ねこまどうの名前)、メラガイアーだ!」
???
「待てっ! 私だ!」
トウカ
「またお前か……」
魔ルシア
「ムーニス王には色々と借りがあって、仕方なくな」
トウカ
「知り合いだったんだ?」
魔ルシア
「とぼけているように見えても一国の王だ。私が何者であるかくらいは掴んでいるんだ。まあ、偽者であってもアンルシアには甘い人だったからな。こんなイベントに呼んで、今の私が危険か否か、身の証を立てるチャンスをくれたというわけだ」
トウカ
「偽者としてただ消えていくだけの運命だったお前が、色んな人との交流でさらに変わっていくのを見れて、私は嬉しいよ」
魔ルシア
「そ、そんな生暖かい目で見るのはよせ!」
トウカ
「ふふっ。かげつ、メラガイアー!」
魔ルシア
「お前~! 話の途中で笑顔で攻撃を指示するのはやめろ! ちょっとは手加減してくれっ! 今日だけで何万人の相手をしたと思っているんだ!」
トウカ
「ハッピーハートを集めてるんだ。後20回戦ほどがんばってくれ!」
魔ルシア
「私がハッピーじゃないわ!」
トウカ
「じゃあ、お前がハッピーハートを生み出してよ!」
魔ルシア
「いったいどういう原理で出てくるのかすら分からんわっ!」
トウカ
「なんでも、いっぱい撫でると出てくるらしい! どこから出てくるか知らないけど!」
魔ルシア
「やめろっ! く、来るな~! 今ならベルムドの気持ちが良く分かる……バトルロードなんて潰れてしまえ!」