トウカ
「ここの祭ばやしの音って、なんか耳に心地よくて好きなんだよね」
ソーミャ
「うん。知らない楽器だけど、なんだかウキウキするね。
ここには初めて来たけど、みんな楽しそうで素敵。
リベリオたちも来ればよかったのに」
トウカ
「あいつらは夜店の金魚釣りを見ていたら、本能で素手で捕っちゃって、運営スタッフに連行されていったよ」
ソーミャ
「……後で迎えに行ってあげようね」
トウカ
「そういえば、この祭でひとつ納得いかないことがあったよ」
ソーミャ
「トウカお姉ちゃんどうしたの?」
トウカ
「私の頭の装備。【お祭のはちまき】見てみて」
ソーミャ
「髪にめり込んでる!?」
トウカ
「私の髪型って、大抵の頭のアクセサリーがまともに表示されないんだよね~」
ソーミャ
「私、短冊に【トウカお姉ちゃんに似合う頭装備が実装されますように】って書くよ」
トウカ
「ありがとうねソーミャ……」
ソーミャ
「そういえば、ヒューザお兄ちゃんは?」
トウカ
「ナドラガンドに置いてきた。私を二度も斬り付けやがって~~!」
ソーミャ
「短冊に【ヒューザお兄ちゃんが許されますように】って、追加で書いておこう……」