トウカ
「お前……。
今年は出番なかったんだな……。
大丈夫、また呼んでくれるさ!」
魔勇者
「っく……うるさい」
セーリア
「私はちょっとだけ参加できてましたね! やっふー」
魔勇者
「うわああああああっ!!!」
トウカ
「セーリア、焼け石に水!」
魔勇者
「ちょっとだけ期待していたんだ!
今年もみんなにちょっとサプライズ的な事件を起こして、楽しんでもらおうとか考えていたんだ!
それなのにこの様さ!
とんだ道化だろう?
私の方がアストルティアに貢献しているのに、サンディとかいうポッと出の奴に出番を奪われて、クリスマスはこうして飲んだくれるしかないのさ!
そうやって、私はみんなの記憶から消え去り、この世界から完全に消滅してしまうんだっ! うわ~ん!」
トウカ
「落ち着けよー。今年も私が付き合ってあげるから。
今年のクリスマスはベロニカも増えたし、きっと楽しいはずさ」
魔ルシア
「ぅぅ……」
トウカ
「よし。今夜は飲もう! いいシャンパン開けちゃおう」
トウカ
「ほいっ」
★ミ ポンっ!
魔ルシア
「ごばああああっ! 目が~~! 目が~~!!」
セーリア
「ああ、もったいない!」
トウカ
「ちょっとプレゼント配り手伝ってくるわ。
魔ルシアがリッキー以外のプロデューサーから出番を与えられることを信じて!」
魔ルシア
「待て~~~~!!」