トウカ
「んな~! やっと景品全部取れた~~!」
ウヅキ
「すごい! おめでとうと言わせてもらうわ、トウカさん」
トウカ
「お前ふざけるなよっ!
ずっと逃げる側ばかりだったんですけどっ?
偏りすぎじゃいボケー!」
ウヅキ
「あれぇ!? そうなの? 運営に不備があってごめんなさいね?」
トウカ
「しかもお前、冷静に考えろよ?
3時間くらいずっと同じ作業だぞ?
3時間追われ続ける苦しみがお前に分かるのか?
分かるまいな?
だから、トウカさん、一計を講じました!」
ウヅキ
「え、何を!?」
トウカ
「今から私がお前を追う!
捕まえたら、その破廉恥なミニスカートをはぎ取ってやる!」
ウヅキ
「ちょ! やめて~~!」
トウカ
「おいおい、もうスーパー・プリズランタイムの時間なんだぜ?
逃げなくていいのか?」
ウヅキ
「ひっ!」
トウカ
「とまあ、そんなくだらないイベントがアズランでやってたんだよ~」
ハザクラ
「それは大変でしたねえ。
って、トウカさん、もう隠れなくていいんですよ?」
トウカ
「もう町を歩くだけで、誰かに追われているような嫌な焦燥感を感じるの……」
ハザクラ
「トウカさんは今でもプリズランに囚われているんですね……」