スティーニの冒険日誌

プチ謎スティーニ3にご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました！
2022/8/12現在、完全クリア者は54名！
贈った賞金総額は6000万G超！
10周年のお祝いですからね！
途中離脱した方や未プレイの方も、ぜひ最後まで遊んでもらえたら嬉しいです。

さて、この日誌ではプチ謎スティーニ3の裏話を語ります。これ以降ネタバレには一切配慮せず、答えとかも普通に書くので、これから遊ぶ方はここで引き返してください。 1）全然プチじゃない
今回よく聞かれた感想の一つがこれです。
多くの人は好意的にそう言ってくださってるんだと思いますが、たしかにプチではなかった…かもしれません…。
一応、①1つの家で完結する、②小謎3つ＋大謎（＋おまけ）まで、というのが自分の「プチ」の基準です。
今回はゴールを作ったので1つの家では完結してないんですが、ゴールはノーカンということで、ギリ①は満たしている…つもりでした。
でも、おまけ謎のボリュームが大きくなったので、やっぱり「プチ」と言い張るには無理があったかもしれませんね。

2）謎解き慣れしている人ほど間違える
今回の裏テーマが、実はこれでした。
五十音表やカレンダーって、謎解き慣れしている人ならとてもよく見かける素材なんですよね。
なので、謎解き慣れしている人の方がミスリードされやすく、そうでない人の方が先入観なく正解に辿り着きやすい、という設計にしたつもりでした。（結局もったいなくなって、おまけ謎として提示しましたが）
謎ナも、干支とか星座とかの謎解きベタを使った謎にしようと当初は思っていたんですが、どうしても謎スと似た形になってしまうので、最終的には「論理パズルに見せかけた街歩き謎」になりました。

3）ナスビナーラの理由
ナスビナーラが好きだから！…というのも間違いではないんですが、スタートは違います。
「ふつうの背景」を五十音表と組み合わせることを思いついて謎を作っていくと、そこに「おなす」とあるじゃないですか！
それで全体をナスビナーラに寄せていくことにしました。
つまり、今回のテーマがナスビナーラになったのは「ふつうの背景」のせいです。

4）謎スの苦労
謎スでは、両ルート成立させなければならず、答えは「うた」と決まっていて、モーモンバザーで売れる商品でないといけない、さらに青と赤に意味を持たせる必要もある…。
最後、「ス」で始まり「サ」で終わる7文字の商品名が見つかれば完成する！というところまで来て、それがどうしても見つからない絶望…。
そんな時にショップで「スライム柄の傘」を見つけた時は軽く発狂しました。
もちろんモーモンバザーで売れる商品ならなお良しですが、四の五の言ってられません。
それでやっと謎スが完成しました。
他にも謎スでは、矢印を配置するのが大変で、置ける家具の上限にも苦しめられ、それでスラチャを庭に置いて対処したりもしました。
本当は写真立てをもっと増やしたかったんですけどね…。
（運営さん、矢印とか線の家具、実装してくれませんかね…）

5）謎オと謎ナの修正
ここが今回の一番の反省点でした。
謎オは、当初ミオリの台詞は「謎解きがお好きな助人さがすなら救世主てきな力が必要」でしたが、たしかにこんなの見たら普通にその意味を考えますよね…。
「この台詞は25文字で、問題文が縦書きなので、5×5マスにこの台詞を縦書きにして入れるんじゃないか？」という思考の流れを想定してたんですが、無理がありました…すみません…。
謎ナは、「ベリアルが嘘つきということは、『次のA～Dが成り立つ』とかが全部『成り立たない』になるから、ベリアルの書き込み読んでも解けないじゃん！…よく見ると、この写真だけわざわざ外で撮ってるし、何かそこに意味があるのでは…？」という思考の流れを想定していました。
が、まさかベリアルの書き込みを全部無視していいなんてわけがない、という風に考えた方が少なくなかったようですね…そりゃあそうです…すみませんでした…。
「ここでミスリードされて間違えても、最終的にはその間違いも回収されるわけだし別にいいか」と軽く考えたのも良くなかったです。
皆さんが最後まで解くとは限りませんからね…。

6）告知未遂
実はオープンイベントではクリア者発表の直後に次回作の発表をしようと考えていたんですが、こちらの難易度設定の不備のせいでクリア者なし…。
最悪の空気の中、よく使うセリフに準備していた次回作の告知は、そっと閉じました…。

でも、ここで改めて告知します！
次回作は謎解きスティーニ7「失われし謎を求めて」です！
「プチ」ではなく、そこそこボリュームがあるので、オープンイベントも行わない予定です。
お時間がある時に遊びに来てください！

そしてそれだけじゃなく、実はなんと文字数