アストルティア読書会です!
久しぶりの課題図書で1日に2回という無謀な企画、みなさん参加ホントにありがとうございました。
まず、昼の部です。
課題図書
知念実希人「硝子の塔の殺人」実業之日本社
あらすじ
雪深き森で、燦然と輝く、硝子の塔。
地上11階、地下1階、美しく巨大な円錐形の塔だ。
ミステリを愛する大富豪の呼びかけで、刑事、霊能力者、小説家、料理人などのゲストたちが招かれた。
この館で次々と惨劇が起こる。
館の主人が毒殺され、ダイニングでは火事が起き血塗れの遺体が。
さらに、血文字で記された十三年前の事件が今回の事件に関わってくる。
正直言って、私は駄作だと思ったんです。
ところが、読書会で参加者の皆さんとお話していると、私が考えなかった作品を読む視点の存在に気付き、意外な傑作かもしれないと、会の間の2時間のうちに感想が変わってしまいました。
恐るべし読書会。
名探偵と名犯人が出てきますが、私達も名読者になれるのか、作者に挑戦されているのかもしれません。
さて、夜の部です。
課題図書
ホリー・ジャクソン「自由研究には向かない殺人」創元推理文庫
あらすじ
女子高生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまう。
兎に角、ピップの行動力に若さを感じて、青春って怖いものなしなのかなと思ったりしました。
彼女の回りの親しい人たちが次々と怪しくなってきて、ラストは二重のどんでん返しがあるのかな。
犯行動機も少しは考えさせられるけど、最後、一応ハッピーエンドでよかったです。
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よろしくお願いしますm(_ _)m
読書会終了後、読書会ルームで雑談していたのですが(リアル世界でもよくある、会議の時はそんなに発言しなかったのに、終わったとたん急に話が弾む現象(爆))
その中で次回読書会も課題図書で、テーマはホラーがいいかなーという流れになっております
ホラーについて心当たりのある方、本の推薦お願いします
それでは次回57回読書会もよろしくお願いいたします。