アストルティア読書会です。
恒例の主催者の寝落ち・回線落ちなど、イベントの空間からいなくなることもなく、進行できました。よかったよかった。
テーマはフリーでした。
【今回紹介された本】
「時の娘」ジョセフィン・テイ ハヤカワミステリ文庫
グラント警部は入院して退屈していた。友人のマータは、歴史上のミステリを探究すればまぎれるのではないかと何枚もの歴史上の人物の肖像画を持参する。その中の1枚、グラントには良心的で責任感のある人物として映った肖像画は悪名高いリチャード3世のものだった。
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」東野圭吾 角川文庫
少年3人が忍び込んだ廃屋。そこは過去と未来が手紙でつながる不思議な雑貨店だった。悪事を働いた3人が逃げ込んだ古い家。そこはかつて悩み相談を請け負っていた雑貨店だった。
「夏を殺す少女」アンドレアス・グルーバー 創元推理文庫
元小児科医がマンホールで溺死。市会議員が事故死。一見無関係な出来事に潜むただならぬ気配に、弁護士エヴェリーンは深入りしていく。一方刑事のヴァルターは、少女の不審死を調べていた。弁護士と刑事が出合うとき、事件は恐るべき姿をあらわす。
「君のいたずらが僕の世界を変える 食べもの探偵トモアキの事件簿 」篠谷巧 宝島社文庫
太一は事故で意識不明となってしまう。目覚めたのは、高校時代に自分が描いていた漫画「食べもの探偵トモアキの事件簿」の世界。探偵・トモアキの助手をしつつ、現実世界への帰還を目指すが徐々に意識の境界が揺らぎはじめる。
「半七捕物帳」岡本綺堂 光文社時代小説文庫
岡っ引として、幕末期に数々の難事件の探索に関わった半七老人を、新聞記者が訪問し、茶飲み話のうちに手柄話を聞きだすという謎解きのおもしろさを追求する、近代日本における時代小説・探偵小説草創期の傑作。
「薬屋のひとりごと」日向 夏 ヒーロー文庫
花街で薬師をやっていた猫猫(マオマオ)は、今は後宮で下働き中である。美人とはいえぬ娘は、何事もなく年季があけるのを待っていた。そんな中、帝の御子たちが皆短命であることを知る。二人の御子もともに病で次第に弱っている話を聞いた猫猫は、興味本位でその原因を調べ始める。
「片田舎のおっさん、剣聖になる ~ただの田舎の剣術師範だったのに、大成した弟子たちが俺を放ってくれない件~」佐賀崎しげる、イラスト:鍋島テツヒロ スクウェア・エニックス
片田舎で細々と剣術道場を営む男の元へ、王国騎士団長に昇り詰めたかつての教え子が訪れる。「先生を騎士団付きの特別指南役として推薦しました」困惑したまま王都へ出立したが、最高位冒険者やエース魔術師など、大成した弟子と次々再会する。
※小説もいいが、コミカライズが大成功した作品だと思われる。
「わたしの幸せな結婚」顎木あくみ 富士見L文庫
名家に生まれた美世は、継母と義母妹に虐げられて育った。嫁入りを命じられた相手は冷酷無慈悲と噂の若き軍人、清霞(きよか)。数多の婚約者候補たちが三日と持たずに逃げ出したという悪評の主だった。覚悟して久堂家の門を叩いた美世の前に現れたのは美貌の男。
「やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中」永瀬さらさ、イラスト:藤未都也 角川ビーンズ文庫
婚約者の王太子から処刑を言い渡されたジル。死ぬ間際に6年前婚約が決まった時に時間が戻る。とっさに後ろにいた人に求婚すると敵だった皇帝・ハディス。慌てて撤回するも、喜んだハディスはジルを城へ連れ帰り、ごはんを作る始末。胃袋をつかまれたジルは決めた。強すぎた少女と孤独だった陛下の、年の差ラブ・ファンタジー
「かげきしょうじょ!!」斉木久美子 花とゆめコミックス
大正時代に創設され、女性だけで構成された「紅華歌劇団」。その音楽学校に入学した少女たちの青春が、幕を開ける。
「猫と紳士のティールーム」モリコロス ゼノンコミックス
街にひっそりと佇む紅茶専門店の店主・瀧。極度の人見知りの彼が唯一心を開くのは愛猫のキームン君と紅茶だけ。そんな哀しく愛らしい男が、少し疲れた現代人の心を紅茶と不器用なおもてなしで癒やすハートフル・ティー・ストーリー
特に課題はなかったのですが、概ねミステリ中心で本が紹介されました。
そんなにミステリ好きなら、うちのチーム(DQXミステリ倶楽部)に入りませんか?
次回は久しぶりにビンゴ大会をやろうと思います。
ビンゴ大会のルールのおさらいは下記を確認してね
https://hiroba.dqx.jp/sc/diary/223551851692/view/6357895/
読書会御参加ありがとうございました。
次回58回の参加お待ちしてます^^