チャミの冒険日誌

チャミは未確認生物の生け捕りに
成功し、尋問をしていた。

チャミ『おい！何者なんだ！名前は何だ！
                話せるのか！どーなんだ！』

？？？『ひぃぃぃぃ！お助けを！泣
                    名前はメサイアと申しますぅ！』

チャミ『メサイア！どうして
                メイさんを襲ったんだ！』

メサイア『それは、二人があんまり
                    楽しそうだから、僕も一緒に
                    遊びたくて、つい、、。』

チャミ『うそをつくなぁぁああ！』

メサイア『そ、、そんなぁ！泣』

未確認生物メサイアの尋問している中
遠くでメイナスが何やら嬉しそうに踊っている。

メイナス『おっさかな♪おっさかな♪』

そして二人はメサイアを家に
連れて帰る事にした。 家に帰ってきた彼らは
メサイアをどうしようか考えていた。

するとチャミは気づいた。

メイナス『ジュルリ、、。』

チャミはおもむろにバーベキューセットを
用意し始めメサイアをそこに投げいれた。

メサイア『いやぁぁぁ！あっあついー』

チャミ『悪く思うなよ。メサイア、、
                短い間だったが悪くない奴
                だったぜ、、ふ』

メイナス『わくわく、わくわく！』キラーン

そして二人の行動は言うまでもない。


ガツガツバクバクサクサクカリカリ！ そしてメサイアはいなくなった。
何故かチャミとメイナスは満足そう。

メイナス『はあーw満足満足。』

チャミ『ふぅー！うっぷ！
                もう限界、メイさん僕お腹でてない？』

メイナス『きゃ！』

海の締めくくりと言えば
海鮮バーベキュー。
すごく満足気なおかつ楽しそうな二人を
うらめしそうに見ている何かがいることに
みなさん、、お気付きだろうか。

夏と言えば幽霊。彼の正体。
それは誰もわからない。 そしてチャミはある疑問に気づく。

チャミ『ところでメイさん。
                僕達さぁ、人間になれたけど
                どうしたらエルフに
                戻れるのだろう？』

メイナス『……』

チャミ『メイさん？』

メイナス『知りたい？』

不気味に笑みを浮かべるメイナス。

チャミ『え？まぁ知りたいよ！
                このままじゃ村追放されちっ！』

グサッ！

チャミ『え？め、、メイさん？』

メイナス『こうするしかないの
                    ごめんね。チャミさん。』

チャミ『う、、うおおおおお！泣』

バタッ！

チャミはその場に倒れた。
そしてメイナスの体が再び光始めた。
エルフに戻ったメイナスは
その場から立ち去って行った。 実は言い伝えには、こんな続きがあった事を
ご存知でしたか？

『注意、魂をその身から解放したくば
    縁結びをした一方のその命
    ついえしとき、元の姿を取り戻すであろう。』

と言う物であった。

こうしてチャミのひと夏は終わった。


『愛する者よ、死に候え。』  完！