過去の日誌の1~8を先に読んでくださいね。
ムニエカの町のお話は、
エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンの小説「砂男」と
それをもとに作られた、バレエ作品「コッペリア」が7.0のお話で、
オペラ作品「ホフマン物語」が7.1のお話になっています。
といつものように書きたいのですが、
今日はまた違うオペラのお話です。%PICID-709281185%7.1のクリア後に受けられるクエストで
ムニエカの町に住んでいたロベールという男性のクエストがあります。
(786.嘆きの亡霊)
ロベールはムニエカの町に住んでいる
おばあさんオルーサの息子です。
7.1のストーリーでは、人形の体になったことに絶望して自ら死を選んだ経緯が説明されています。
クエストでは、喧嘩別れしたままの母オルーサと和解したいので、母に会うのを手伝って欲しいと主人公に依頼し、母に再会することができました。
ところで、ムニエカの町の住民のNPCには
人形や幸福など町のテーマである
キーワードの言葉から作られた名前がつけられています。
詳しい内容はテオフィロスさんという方が
冒険日誌に書いてくださっています。
とても面白い内容なので
この日誌を読んでいる方には
是非テオフィロスさんの冒険日誌も読んでもらいたいです!
4/14の冒険日誌です。
ジャンル→その他
タイトルはこちらです→
【雑記】 ムニエカの町のNPCの名前について 【ネタバレ注意!】
それで、私はこのロベールさんは何の意味でつけられた名前なのかずーっと考えてました。
ロベールという名前はフランス語の名前で、
英語ではロバートという一般的な名前です。
意味は輝く名声というような感じで、
他の町の住民のネーミングとも合いません。
ずっと謎でした。
それで本屋に行った時に
今、ホフマン物語を調べてるから
少しオペラの本を立ち読みしようと思って
手に取った本に書いてあったのが「悪魔のロベール」でした。
これだー!と思って、早速調べました。
前置きが長くなりましたが
オペラ作品「悪魔のロベール」とムニエカの住民ロベールについて
について書いてゆきます。%PICID-709264157%悪魔のロベールは中世ヨーロッパの悪魔ロバートという伝説を元に作られたオペラです。
オペラの内容より、元になった悪魔ロバートの伝説の方が、ゲームのお話の内容に近いので紹介します。
『フランスのノルマンディー地方の君主のお妃様は、長いこと子供に恵まれず、悩んでいました。
世継ぎの男の子を産まなくてはならないお妃様は、
毎日神に祈りを捧げても子供が授かることはありませんでした。
そしてとうとう悪魔に子供が欲しいと願います。
そうして1人の男の子が生まれました。
生まれた男の子は悪魔の性分をもっており
とても乱暴で、小さい頃から日常的に人を殺めてしまうことがありました。
大きくなるにつれてその性格はひどくなっていき、
ある時、馬上槍試合(武器を持って馬に乗って戦う中世ヨーロッパの競技のようなもの)で
一度に数十人以上殺めてしまい、逃げてしまいます。
その後も何度も殺人を繰り返していました。
ある日修道女の喉を切り裂いている時に、ふと母のことを思い出します。
自分はなぜこんなに凶暴なのか?
その謎を解く為に母を探す旅に出かけます。
再会した母から自分が生まれを聞いたロバートは絶望しますが、今までの行いを改め心を入れ替え人の為になるよう働こうとします。
そして、身分を隠して異教徒との戦いに参加し、大活躍します。
戦いに勝利したことによりロバートは英雄となり、死後は聖人に列せられます。』

ゲームのロベールは暴力的な人物ではありませんが、ケガレ(悪魔のチカラ)に飲み込まれてしまい、
魔物になってしまい主人公たちを襲ってきたこと、
母と再会し、自分の過ちを改めた点が重なるのではないでしょうか。
ロベールのお話においてもケガレが悪魔と説明して良いと私は思います。
ロベールは自ら自宅の暖炉に飛び込んで人形の体を焼きました。
現実世界では体を自ら焼いてなくなるということには、何か(政治的な意味合い)の抗議として行われることが多いです。
ロベールは人形の体で生き続けることに抗議する意味と、魂が戻る体がなくなって2度と復活できないように完全に世界から消えたいという強い意志を持っていたのだと思います。
そんな彼の体に隠れていたのは歯車のパーツでした。歯車は心臓に例えられることがよくあります。
歯車のパーツが燃えずに暖炉に残っていたのは
彼の心臓が残っていたのからだと思います。
心が残っていたから、天に召されることはできず、さらに深い絶望を味わい魔物になりましたが、そのおかげで母と再会できました。
オルーサと和解し天に召されることができてよかったと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!