こんにちは。
久しぶりの日記です。
ゲームに関係はありませんが、
8/2にバレエ ドラゴンクエストの公演を観劇しましたので、そのレビューを記録します。
文中の団体名、人物名は敬称を省略します。
作品のあらすじや登場人物については、以前の日誌で詳しく解説しているため、ここでは扱いません。
よろしければ2025年8月の日誌をご覧ください。
本記事ではレビューを中心に書きます。
20年以上バレエを習い、ドラクエも大好きな筆者が今回の公演から感じたことの記録です。
批評的な内容も含みますが、ダンサーやバレエ団を貶める意図はありません。
あくまで、一人のバレエとドラクエのファンの感想として読んでいただけたら幸いです。
私はバレエもドラクエも大好きです。
公演を見るたびに色々なことを考えます。
○バレエ ドラゴンクエスト について
2025年8月にグランゼドーラ劇場で配信のあった、バレエ ドラゴンクエスト(通称:ドラクエバレエ)と同じ作品を、貞松・浜田バレエ団が上演した公演です。
ドラクエバレエは東京のスターダンサーズバレエ団(以下、スタダン)のレパートリー作品ですが、今回初めてスタダン以外のバレエ団によって上演されました。
○ 貞松・浜田バレエ団について
貞松・浜田バレエ団は兵庫県を拠点とする、60年以上の歴史がある関西の老舗バレエ団です。
スターダンサーズバレエ団の振付家鈴木稔と、貞松・浜田バレエ団の芸術監督貞松正一郎は、以前から交流があり、過去にもコラボレーション作品が上演されています。

○総評
振付や演出は、2025年のスタダン公演を踏襲したものでした。
特に印象的だったのは1幕の酒場のシーンです。関西らしい勢いとノリの良い芝居が楽しく、作品の魅力がよく伝わってきました。
一方で、配役や演技については、まだ伸び代があると感じる点もありました。再演を重ねることでさらに育っていく作品だと思うので、今後の上演も楽しみにしています。
○にぎわいが印象的だった酒場
私がまず印象的に感じたのは1幕3場の酒場のシーンです。
一人で冒険に出た白の勇者が最初に訪れた町です。
酒場の男女は踊りながらあちこちで芝居をしていて目で追いかけるのに苦労しました。
酔っ払って踊るというよりおしゃべりが止まらない酒場の人々が見えるようでした。
○白の勇者
白の勇者はゲームの主人公です。1幕は少年らしさと初々しさが溢れていました。
ふわりと軽い跳躍や端正な踊りはバレエの王子役を連想させます。
ゲームの序盤の頼りない勇者らしさがありました。
ただ2幕からはレベルアップしてだんだん強くなる
勇者を見せていくのがこの作品の見どころです。
2幕は振り付けに力強い跳躍が増えていくため、そこで勇者のレベルアップを感じたいと思いましたが、1幕の軽い跳躍のままの印象がありました。
王女とのパ・ド・ドゥ(二人の踊り)は丁寧に踊られていました。
2幕のバトルシーンを踊り続けた後の最後の
再会のパドドゥは体力的にも相当負荷がありますが、つらそうな表情をすることなく、王女との再会を喜ぶ踊りで大変良かったです。
○黒の勇者
黒の勇者は白の勇者の双子の片割れで、魔王に育てられた人物です。
黒の勇者は序盤から跳躍や回転などテクニックの要求が非常に高い役です。
登場のジャンプ(ジュッテ・アン・トゥールナン)は、舞台中央を大きく切り開くような高い跳躍で、強そうな敵キャラの表現が大変良かったです。
黒の勇者は、踊り全体を通して重量感がありゲームの強敵らしさを感じました。
○王女
これまでスタダンで見てきた王女とは印象が異なり、健康的で元気溌剌とした姫君でした。
王女も少し関西らしいおしゃべりな勢いがあったように感じます。
王宮では白の勇者への恋の表現が可愛らしく楽しそうに見えました。
私には、元気すぎる印象で2幕の悲しみの表現がもう少しあると良いなとは思いましたが、これは私の好みです。
○女戦士
気風のよい頼れるお姉さんの戦士でした。
戦士はダンサーによって印象が全然違います。
やはり関西らしい口達者な感じがしました。
女戦士の見どころは鞭を舞台に打つ踊りなのですが、客席までムチの音が聞こえるように打ち鳴らすのが良かったです。
難しい回転(アラセゴンターン)も綺麗に決まっていました。
彼女は酒場の芝居では白の勇者や商人を目つき鋭く脅していました。
長くなりましたので、次の日誌へ続きます。
ここまでお読みいただきありがとうございます!