時は西暦、、んー。あれ、えと。割りと近代的な時代。
一人の麗しき女子がいた。
太古よりパラディンの血統を持っていたが、未だ覚醒の
時を迎えてはいなかったのである。
そんな最中、一人の人間子供が発した一言で、覚醒を迎える。
グラコスいきませんか?
この言葉を聞くや否や、それまで不確かだった身体の制御が
外れ、完璧に肉体をコントロールした感覚があった。
私は神に近づいたのである。それを証明しよう。
構成を伝える。
君ら全員魔法使いで良い、と。
普通なら正気ではない、蘇生はおろか、回復すらいない。
しかし、みなぎる私の血肉は人間のそれではない。
いざ、戦闘。例えるならそれはまさに。象がアリと戦う、
大人と子供、いや。まさしく神の御業にふさわしき動き。
戦いは瞬く間に終わり、傍らに朽ちた魚がいたのであった。
だれかホメテ。