「楽」に流される世の風潮…
それによって絶滅する命運をよぎなくされつつあるひとつの拳法がある。
その拳法の名は…
プク山拳…
シュッ、ボコボコ!!シュッボコボコ!!シュッボコボコ!!シュッ。
「は~ッ… ハッ!」

…
やはりダメか…
もはや一刻の猶予もならん…
この身体が言うことを聞くうちに委ねねばならん…
強い体と…
心を持った若者に…
我がプク山拳を!

ならず者「早く出せよ!」
ユンプク「はい。」
ならず者「ケッ しけてやがる。もっと 金持ちから取って来な!」
ユンプク「…」
ならず者「早く行けよ!」
ユンプク「…やだ!」
ならず者「何い?」
ユンプク「い 今まで お前達が怖かったから 言いなりになって来た…でも もうゴメンだ! いくらおばあちゃんが働けないからって…あんな おじいさんからもお金を盗むなんて!」
ならず者「あやまるなら今のうちだ。」
ユンプク「あ あやまるもんか! このままじゃ 僕は一生臆病な負けプクだ!」
ならず者「それが お前みたいな弱いヤツの人生なんだよ! さ 行って来い!」
ユンプク「はいッ!!」
ならず者「よし!!」

ならず者「何だ ジジイ?」
老師「お主 その少年よりも強いのか?」
ならず者「あたり前じゃねぇかッ!」
老師「弱いのはお主達の方じゃ。」
ならず者「バカ言うな!俺様がこのプクより弱い訳ねーだろ!」
老師「肉体はな…だが強さとは 肉体だけを指すものではない…この少年の方が お主達よりも強いとワシは思うぞ。」
ならず者「どこがだぁ!?」
老師「まだ わからんのか…」
シュッ!!

老師「心じゃよッ!」
ライブアライブ好きな方。申し訳ございません。
後悔はしているm(_ _)m
続く