今日も仕事で遅くなり、帰ってきたら深夜だった
すぐに寝ようとするも、ふとなにかが気になり寝つけなかった
「誰かそこにいるのか?」
返事はない そりゃそうだ だってここは自分一人しか住んでいない
ただどうしても視線を感じる これは人の視線だ
俺は恐る恐る様子を見に行くことにした
廊下を渡った先に行ったが誰もいない
だが不思議な人形が置いてあった
もちろん自分のものではない
一体何なんだこの人形と思った時 声が聞こえた
「た す け て」
俺は驚いた 急に光が出てきて そこから手が出たのだから
「たすけ て た す けて」
謎の手が俺を掴んで離さない 俺は必死にもがいた
「やめろ!やめてくれ!うわぁぁぁ」
俺は一目散に逃げ出した どこをどう走ったかすら覚えていない
おかげでここがどこかもわからない
ただわかったのは なぜか 鏡があったことだ
「ぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」
「あっなんだ俺か」
「ああここ洗面所やん うわー手形つけちゃったー 拭いとこ」
「そういやマドハンドの野郎 こっち遅出やのに夜勤助けてとか信じられんわ 変な人形もあいつのやな 職場汚すんじゃねえよ」
「あ~あ お化け屋敷のバイトも楽じゃねぇなー 雰囲気出すから夜にやるとか 建物内でやりゃええのに あーもう寝よ」
そう これは くさったしたい スミスの日記である
どんなオチやっ!