「わかる?ヒャドはただの攻撃呪文ではなく他の要素にも使えるのよ例えば火山の溶岩を凍らせて足場にしたりとか光の反射を利用した攻撃に使ったりとかねそれらで生き延びた例とかいくらでもあるのよ実際私もヒャドのおかげで助かったことだってあったからねあれはカルサドラ火山でモンスターの攻撃で岩が崩れて溶岩が流れてきたときとか私のヒャドじゃなかったら死んでいたかもしれないって話聞いてるの!?」
…zzz あっはい あっはい! 聞いてました! よ!?
「ならよろしい そういえばあなたこんな所で死にかけてたってことは、ジュレットの町にでも行こうとしてたのかしら?」
zzz あっはい! あっはい! 聞いてましたよ! そうですね!
「やっぱりね だったら私がサポート仲間として着いていってあげてもいいわよ 」
…はっ!? えっあっ ありがとう ございます…!?
(知らん間に助けてくれる流れになってた…)
「今なら72時間でたったの720ゴールドよ」
つまり1時間10ゴールド やすっ! よし!お願いします!
あっ 全滅してるからゴールド無くなって… 38ゴールドしかない!?
「貧乏人ねぇw ま、ジュレットまでなら3時間で行けるでしょ」
こうしてサポート仲間を入れ新しい町に向かうことにした僕らは、順調に進んで行くことが出来た 途中モンスターに襲われることもあったが、さすがは氷の魔法使い あっさりとヒャドで討伐していった
「フフフ…私にかかればデンタザウルスすら余裕よ!」
デンタザウルス!?あのトゲトゲのサイのようなモンスターを!?それはすごい!
「ならば見せてあげましょう!私の氷の素晴らしさを!」
そう言うとフラッペさんは一目散に走って行った
「食らいなさい…マヒャド!」
おおおお!!巨大な氷の塊がデンタザウルスの頭上に!うおお倒した!倒したぞ!さすが氷の魔法使い! これならジュレットまで楽勝だー!
新しい町で新しいクエスト!新しい出会いが待っている! さあ行こう!
「あら気づいたらもう3時間たってるじゃない 今日は週間マヒャデドスの販売日だし、帰りに買っていくかな〜 あっ 後は頑張ってね★」
ヒュイーンヒュイーン
嘘だろ… こんなところでほったらかし?
そもそもデンタザウルス楽勝言ったのフラッペさんじゃ… こんな洞窟のど真ん中で1人… あっズシンズシン聞こえる 足音こわっ えっこわっ
しかも夜やん 暗いやん あっはっ あああああああ!!!!
あああああああ 転生前に戻りたい!!
〜続く?〜