ちほどんの冒険日誌

あれは、3月8日のことでした。
次の日にアップデートを控え、
多くの七不思議プレイヤーが七不思議休業に入るアプデ前。

もちろん私もそうです。


私が受けていた討伐は、何の偶然だったのか
ラギのせつげんりゅうでした。
しかも、前の日に受注したもの。
急いで終わらせて、今日の討伐を受注しておきたい、
あの時のわたしは、前日の討伐を終わらせることで頭いっぱいで

えぇ、それだけです。
本当にそれだけだったのです。

ラギと言えば
あの、七不思議「雪女」が出現するスポット。
アプデ前にはほとんど行く事がありません。
今思えば…運命だったのでしょう…。

ラギは吹雪きでした。
ドラクエをするときは、大抵七不思議時計も起動しています。
七不思議時計を見たのは、ただのクセです。

雪女タイム10分前の吹雪き…


いつもなら、雪女タイムに入れば晴れる。
ひどければそのまま晴れっぱなしで15分間が終わる。

私は…

私は、討伐に来た。

明日はアプデだ。
七不思議をしても、
今更このサーバーの雪女を発掘したところで、

深夜のメンテで
リセットされてしまう。


なのに…


なんだ……この…

胸騒ぎは……。

このサーバー…

この雪女タイムで、出現する………。
そんな気がしてならない
いや、

まるでこれは…
雪女が語りかけて来ているようだ…

私は吹雪きの中、
幻を振り切るかのようにせつげんりゅうを狩りまくりました。 (写真はこないだのテンの日で倒したどでっかいドラキーだぉ☆)


せつげんりゅうを追って
東の屋根付近へ。
雪女タイム突入、晴れ。

気のせいか。
ふっと安堵感に襲われました。

そんなはずはなかった。
あの女は、そう簡単には現れない。
何度会っても、
やはり会うのは簡単ではないと、
いつも思います。

私は再びせつげんりゅうを追って
西屋根付近に来ました。
なぜでしょうね…いつものクセで
西の屋根を見に行きました。

まるで「近くまで来たから」と顔を出してくれる
親戚みたいに…。
天気は晴れなのに……。

西側、奥の屋根に着いた瞬間でした、
突然吹雪いたのです。



ま………さ……か…！


あなたは……あなたは……

今……

私を


呼んだのね………！ 突然の吹雪きで突然現れたのは

雪女でした。
私を呼ぶように…。
私を待っていたかのように……。


ああ！
なんという悲劇なの！

私は心の中で絶叫しました。
あなたを今更つかまえたところで
もう今夜にはメンテナンスが入ってしまう！

なんでもっと早く呼んでくれなかったの！？
どうして……


どうして…あなたは……！
翌日、メンテナンスで七不思議はリセットされました。

今、私は

スプラトゥーンコラボＴシャツを着ています。
おそらく、
今多くの七不思議プレイヤーさんは
このコラボTシャツを着た状態で七不思議撮影するのを
狙って外しているのでしょう。


私は…、

先週別のことしてたので
今日狙います。



告白 ～ある七不思議プレイヤーの失態～