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ヒトを超えし人気者

~さくら~

[~さくら~]

キャラID
: QK477-607
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: ストームカイザー
レベル
: 140

ライブカメラ画像

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~さくら~のオープンハウス

2026-08-26 21:32:19.0 テーマ:オープンハウス告知

タイトル
月下の秋風 チームアジト
スケジュール
  • 公開終了日
  • 2026-08-26 22:59:59.0
住所 マイタウン : バナナ王国 3965-7640 トゥーンタウン 2番地
移動機能の設定 なし
カテゴリー 庭にこだわり系
セールスポイント
秋の夜は、昼よりもずっと静かだった。

森を抜ける風は、黄金色の葉を揺らし、白い花の上をそっと撫でていく。
満天の星空には淡い光の帯が浮かび、色とりどりの旗が、夜風に合わせてゆっくりとはためいていた。

その森の奥に、小さな村があった。

村には、古い木造の家が並んでいる。
窓から漏れる暖かな明かり。軒先に吊るされたランタン。道端のベンチ。
まるで、夜になっても誰かの帰りを待っているような、優しい景色だった。

その夜、一人の旅人が村を訪れた。

旅人は古びたバイクを降りると、静かに森を見渡した。

「……ここも、変わらないな」

誰に言うでもなく、そう呟いた。

昔、この村には大切な人がいた。

秋になると一緒に森を歩き、花を眺め、夜になると丘の上から星を見た。
けれど、ある秋の日を最後に、その人は村を去った。
約束だけを残して。

――いつか、月の綺麗な夜に、またここで。

それから何年もの月日が流れた。

旅人は村を歩きながら、あの日と同じ景色を探していた。

白い花が咲く野原。
黄色と紅色に染まった木々。
森の向こうに見える、小さな家。

そして、村の中央にある古いベンチ。

旅人はそこに腰を下ろした。

冷たい風が頬を撫でる。

その瞬間だった。

森の奥から、かすかな鈴の音が聞こえた。

風に乗って、誰かが歩いてくる。

旅人は顔を上げた。

月明かりの下、木々の間に一人の人影が立っていた。
長い年月を越えても、忘れることのできなかった姿。
「……遅かったね」

その人は微笑んだ。

旅人はしばらく何も言えなかった。

ただ、秋風が二人の間を通り抜けていった。

色づいた葉が舞い、白い花が揺れる。

「待ってたんだ」

ようやく旅人がそう言うと、その人は静かに頷いた。
「私も」

村の灯りが二人を照らしている。

遠くでは、星が瞬いていた。

まるで長い間止まっていた時間が、今になってゆっくり動き始めたかのようだった。

二人は並んで歩き出した。

黄金色の木々の下を抜け、白い花の咲く道を進む。

やがて森の向こうに、月が姿を現した。

その光は、二人の足元を優しく照らしていた。

秋の風が吹く。

葉が舞う。

そして、誰にも知られない小さな村で、
ひとつの約束が、長い年月を越えて果たされた。

月下に吹く秋風は、あの日と同じだった。
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