テーンの冒険日誌

四諸侯のメダルを数枚持ってたから全部使っちゃうことにした。
サポのレンジャーと遊び人、キメラ、そしてわたくし道具使い。
レベルアベレージは96くらい。諸侯の方々には申し訳ないが、鼻をほじりながらでも勝てそう。

道具使いの俺は何をしようか。
スクルトやマジックバリアをやるほどの相手じゃないでしょ。ピオリムくらいはやっておこう。
ラリホーマって効く？四体いるし一体くらいは効く奴がいそう。どっちにしても別にやんなくていいか。
デュアルブレイカーも必要ないかな。シンプルな殴り合いで勝てるっしょ。
プラズマリムーバーや道具最適術は、まぁ必要ならば使うけど、多分使わなさそう。
うーん、困ったなぁ、やることがなくて時間をもて余すのではないだろうか。

そうだ、攻撃をしよう！

このパーティー構成にはアタッカーがいない。あえて言えばレンジャーだが、サブヒーラーとしての仕事も抱えているので、あてにし過ぎるのは良くない。
となれば手が空きそうな俺がサブアタとして活躍できれば役割の帳尻が合うではないか。
援護・補助しかできないと思ったら大間違いだ。道具使いだって本気を出せばそれなりの火力を出せるんだってところを見せてやろではないか！

開戦と同時にとりあえずピオリム。
他の奴らが3on3でボコスカと乱闘を始めたら、その場から少し離れて磁界シールド&バイキルト。
そして弓を構え、射つべし！射つべし！射つべし！
ふむ、悪くはないが、いまいちだな。まぁ仕方がない、現時点ではこんなもんでしょ。今は充電中だ。
ん？来た！来たぞ！このみなぎるパワー！ふっふっふっ、お楽しみはこれからだ！
まずは磁界シールドを張り直し、続けてメディカルデバイスを重ね張り。これで被ダメは怖くない。
さらに３枚目、必殺の強化ガジェット零式を発動。
重なり輝く3つの魔方陣。
待たせたな、これが絶対無敵の領域、アンライバルド・ゾーンだ！
レボルスライサーをぶち込み、弓に持ち変え、照準を合わせたところで、一言。
「お前はもう死んでいる」
あぁたたたたたたたたたたたたたたたたたたたー！
ひ、ひでぶー！と崩れ落ちる四諸侯の一角。
どうだ！これが道具使いのフルパワーだ！

ではまた次回。