ドラクエ9を3回ほど全クリした自分としては非常に期待値の高い今バージョン、なんといってもまあ、粒揃いの3種のメインクエスト。ここでのファーストインプレッションが最重要なんですが……流石と言いたい所だが、流石だ。
人身御供の王国
昏睡する農村
人形の町…
いずれもドラクエらしい良い題材だと思いました。
ファンタジーとして気を衒いすぎない奇妙さと、
次のシナリオへの伏線としての問題の残し方も上品。

そしてなんといっても、ウォルド地方
ここでピアノソロのBGMは「ガチ」
演出で引き算を分かってる方は本当に素晴らしいと思います。
何でもかんでもドラクエ5の曲使い回していた頃が嘘のよう。まあ通常戦闘曲がいつものなのは惜しい所でしたけど…。
しかし、あくまでこれは俺たちドラクエ10の物語だという強い説得力を持たせる意味では有りかもとは感じました。
それより、ドルボード飛行時のBGMがミュート出来ない方がやや気になりました。
ともかく、この寂寞さや
「もののあはれ」、ドリームコア的な要素を全体として演出しているのはマジで前バージョンから挽回しにきているように思いました。
例えるなら、ルムメンには話したんですが
日に焼けたアルバムでしかもう確認出来ない、建物と自分…を見るような気分。
大人になって、引っ越す前に住んでた場所に行ったら、廃墟になってたような…。
一次創作をする身にとっては、ぜひ参考にしたい要素です。
いずれにせよ、良いストーリーになることは間違い無いでしょう。あのウォルロ村の守護天使として、「カズラ」としてプレイしていた自分が、今やドワーフの「ネコギシ」としてこの場にいる。
逆に次のバージョンでどういうカード切るつもりか…色々楽しみです。