こんばんわ、こすもっこよ、ステキなカレシを探して冒険してるのよ!
でもどうやらワタシ、男の人見る目がないみたい。
どこかに相談できる恋愛マスターいないかなーー
あ!
そうよ、ワタシのお母さん…
ステキなお父さんと出会って幸せに暮らしてるじゃない!
そうよ、実家に帰って両親に相談よ!
…
あー久しぶりの実家!
古い家だけどなんか落ち着くのよねー

あったかいこたつでほっこりしまくりね!
「お、帰ってきとったのか」
あ!お父さん!元気だった…
…
え?お父さん?
「どうしたんだい?ワシの顔になんかついとるかね?」
…
アナタ…お父さん…するのね?
せめて…せめて…ウェディの役者さんいなかったの?これじゃワタシ、拾われてきた子みたいじゃないのよ
…
もういいわ、そのシステムだもんね。
アナタお父さんだもんね。
で、お母さんはどうしたの?
「え、お母さん??それは…ちょっと聞いてない」
違うわよ!誰がアンタにお母さんと二役しろって言ったのよ!
もういいわよ、今日はお母さん用事で留守ってことで話進めるわよ!
で、お父さんとお母さんのいろんな話教えてよ。
参考にするから!
「うむ、お母さんと知り合ってから、ワシ達はいろんなところに旅をしたなぁ。やっぱり旅はいいぞ?いろんな人と出会い、その人たちを通じてまた自分たちを見つめなおせるからな」
…まともなこと言うわね。
そっか、カレシができたら旅をすればいいのね。
その旅でいろんなことがあって、それを通じてその人の事もわかるってことね。
「そーゆー事だな。旅はお互いを成長させるからな」
…まともな事言い過ぎで、オチが怖いわよ…
で、どこが1番楽しかったの?
お父さんは「そうだなー」って言いながら、古いアルバムを持ってきたの。
そしてニコニコしながら、「ここもよかった、あそこでどうした」なんて話を聞いたのよ。

「そうだ、一度旅先で母さんと大喧嘩したことがあってな」
へぇ、そんな事もあったのね。
「その時たまたま、恋愛マスターって人が通りかかってな…ワシ達の間を取り持ってくれたんだよ」
え、恋愛マスター!?
会いに行きたい!
その人…どこで出会ったの?
「えっとアレは…べ…んー?、あ、そうそう」
「『ベーコン屁をこく』ってとこだったな!」
え?
「いや…あの…ベーコン…屁を…」
わかったわよ、べコン渓谷ね。
無理してダジャレ言わなくていいわよ。
突っ込むのもしんどいし。
「お前も…」
わかってる。
そうね、ワタシも恋愛マスターに会ってみよう。
ありがとうね、黄色いドワーフ、いや、お父さん!
「お前もベーコンにしてやろうか!」
わぉ、いきなりそうくるの?
あぁそっか、前にフリが大切って言ったから、それでさっきの強引なダジャレなのね。
でも、そのフリ…効いてないわよ!
その時…
ポワーンとコタツから煙が出てきたのよ!
わ、ホントに燻製にする気?
魚を燻製にしてもベーコンにはならないわよ!
鮭ならトバになるだけよ!
…
「いや、これはワシの屁じゃ」
…
…
へー。
つづく…