こんにちわ、こすもっこよ。
ステキな彼氏との出会いを探してアストルティアを旅しているの。
とゆーいつもの件が終わったところで、これまたいつもの黄色いドワーフがやってきたのよ。
「アレやりたいねん」
なによ唐突に?
「蕎麦食ってな!ほんでお勘定してやな、小銭で払ってその途中で今何時や?ってゆーやつ!」
あぁ、古典落語の“時そば”ね?
なんでそんなもんやりたいのよ?
「ほら見て見て!落語家とかが蕎麦食うやつ!ワシもできるよーになってん!」
できるよーになったって。。アンタそれただ課金しただけでしょ…
あとね、それ蕎麦じゃなくてそうめんよ?
「そこはオマエ、気で気を養えゆーやっちゃ。」
なによそれ?
「心の持ちようやってことやな。オマエがそうめんと思うからそう見えるねん。蕎麦と思って見たらそれもまた然りや。」
然りもおしりもないわよ。
…まぁそんなこと言ってても始まらないわね。時
そばするのね?
「やってくれんの?やったー!じゃあオマエちょっとアホな蕎麦屋のおっさんやってくれ。」
はぁ?なんでワタシがおっさんするのよ!
それとアホゆーな!あほゆーもんがアホよ。
…まぁそんなこんなで物語が始まるのでございます。
念のため言っておくけど、「時そば」を知らないって人は検索してあらすじを知っておく方がいいと思うのよー
さて…

さぁそろそろ今日も店じまいねー
ん?お客さん?
なんかニマニマしたドワーフがやってきたのよ。
へいらっしゃい!
「大将!ナポリタンひとつ!」

そうそう!石臼で引いた蕎麦粉100%のこだわり10割蕎麦。ベーコン玉ねぎピーマンと一緒に炒めてトマトソースで仕上げるのよ!トマトの酸味とベーコンの脂にも負けないこのそばの香り!…じゃないわよ!
古典落語でしょうが!ナポリタンなんてないのよ!ざる蕎麦でいいわね?!
「お、おう。。ほんならざる蕎麦でー」
いらんこと言わんでいいのよ。
…ヘイお待ち!

出された蕎麦をゾゾゾとすすってる黄色いドワーフ。時折りうまいうまいゆーとるのよ。
そりゃそうよ日誌ネタとはいえワタシは手を抜かないのよ。昆布も混ぜブシもこだわり抜いたわよ。蕎麦は殻ごと石臼で挽いて、ふわふわ小麦と合わせた至極の28蕎麦。温かい蕎麦の時よりも少し太めに切って、濃いめのつゆに負けないように。薬味はネギだけ。でもつゆには辛味大根のおろし汁を少しだけ混ぜてあるの。
「おーい。おーいこすもっこりー!」
はっ、蕎麦へのこだわりを熱く語りすぎてたようね。それと、だーれがこすもっこりよ!
「いや、もうとっくに食べ終わってるんやけど。。。」
あーお勘定ね。
えーっと、45,000Gよ。
「え、16文ちゃうのん?」
文ってなによ?
アストルティアで使える通貨はGだけよ?
バランスパスタの星3が55,000Gぐらいだから、45,000Gは相場よりかなり安いわよ?
「そ、そうか。えとな、1Gずつ払うから一緒に勘定してや??」
は?いやよ?
だれが45,000回も勘定するのよ!
「そ、それもそやな。ほ、ほなら、16Gに負けてくれ!」
聞いたことない値引き交渉ね。
でも。。。
黄色いドワーフの必死な目にワタシは負けちゃった。いいわよ、16Gで。
「ほ、ほんまか!ほな行くで、いちーにーさんしー…」
さっきまで泣きそうな顔してたくせに。
今は意気揚々と勘定してるのよ。かわい。。。はっワタシ今なにを!
「おい大将、今はなん時や?」
10まで数えてた黄色いドワーフは、お金を払う手を止めておもむろに聞いてきたのよ。でもね。。。
アストルティアには時間って概念ないわよ?あるのは昼、夜の2種類だけよ?
「マジか。。まぁええわ、ほんならオマエの思うやつを"何時"でゆーてくれ!」
何時って。。。
まぁあえて言うならこのグダグダな状況は大惨事よ。

「さんじ?じゃあ、しーごーろくしち。。。」
黄色いドワーフは多めにお金を払ってしまったのよ。お後がよろしい…いや違うわよ!
多めに払ってなんかないのよ。元々45,000Gだったのを16Gに値引きしたのよ!ここで少々多めに払ったとてじゃない!
どーするのよこれ!ほんとに大惨事になったじゃないの!
こうなったら勢いで乗り切るしかないと焦るワタシ。でも黄色いドワーフは急に真顔になってじっと見つめてきた。そして、彼の口から出た言葉は衝撃的だった。
「オチをどうするか?そんなもん、オマエは知らんでもええねん。」
は?き、急に何よ?
なんでそんなこと言うのよ?
「ふ、まだわからんのか?ざる蕎麦にはな…汁必要ない(知る必要ない)ねん。」
ひょー!そんなオチとはツユしらず!
おしまい