ver3.1のシナリオについて自分の感じた事を書いて見ます。
なんだかんだで書きながらだと考えもまとまりますしね。
当然、ネタバレ全開となるので未クリアの人はびーぼたんをおしてね。
まず、憶測・妄想が多分に含まれますがご容赦を。
与えられた断片から先の展開とかを妄想するのは本当に楽しい。
○今回、自分がやった事は正しかったのか?
終わった後、まず疑問に感じたのはコレでした。
正直、途中までは何も感じず進めていたんですよ。
レイリアさん解放者になっちゃるでー!と息巻いて進めていたんですが
3.1のラスダンで出てきた「ガズバラン」の単語で一気に冷や水をかけられた気分に!
ガズバランは言わずと知れたアストルティアの神様です。
炎の種族・オーガの神様なので今回の舞台にうってつけなんですが
何故それが「立ちふさがる敵」の立場で出てくるのか!?
3.1のラスボスは「ガズバランが打ち込んだ楔」と表現されていますし
後で図鑑で見て気が付いたんですが、中ボスの「紅蓮のクイーンビー」は
なにやらガズバランが直々に指名して配置した、との事。
つまり、3.1の敵というのは
アストルティアの神・ガズバランの意思で動いているという事になります。
なんでアストルティア民であるレイリアさんが
アストルティアの神様と戦うハメになってしまっているのか。
よくよく考えてみると、竜族というかナドラガ教団の目的とは何でしょうか。
5つの領界を繋げ、ナドラガ様という竜神を蘇らせ、竜族を解放する。
そして竜族の解放とはすなわち、
奈落の門を超えてアストルティアへ向かう事ではないでしょうか。
確か、太古の昔に邪悪な竜がアストルティアで暴れまわったという歴史がありました。
んで、アストルティアの神様軍団が力を結集して、
奈落の門の先に竜族の世界ナドラカンドを切り離した、という話だったはずです。
ナドラカンド自体はとても住みにくく、アストルティアとは雲泥の差です。
そりゃー竜族はアストルティアの神や種族を恨んでる事でしょう。
自分たちをこんな場所に長年閉じ込め続けていたわけですから。
そんな竜族がアストルティアになだれ込んで来たらもう大戦争待ったなしです。
マデサゴーラが奈落の門を開けた事で、限定的に世界を往復する切っ掛けができました。
現状は竜族にとって千載一遇のチャンスという事なのでしょう。
3.1は「竜族の視点」で冒険をしていましたが、実際にやっている事は
アストルティアへ侵攻する準備をしている竜族の手助けをしているだけなのでは…?
領界に配置されている、アストルティアの神々の封印(今回はガズバラン)を解いて
領界を繋げるのは「竜族の視点」では大変に良い事ですが、
「アストルティア視点」ではまさに驚異と言わざるを得ません。
なので、レイリアさんの兄弟姉妹やクロウズは
「アストルティア視点」で状況を判断している事なんでしょう。
ナドラガ様復活には「神の器」といわれる人物たちがたぶん必須となるので
竜族に奪われる前に、アンルシアやラグアスを先に「保護」したと考えると自然です。
そう考えると、教団がよく表現していた「邪悪な意思」。
これは単純に「大いなる闇の根源」の関係者なのかなーと思ってましたが
おそらくこれは真逆。「竜族にとって邪悪=アストルティアの神々」という事に思えます。
そりゃー竜族の視点から見ると自分らを閉じ込めた神なんて邪神にしか見えない!
なのでこれはグランゼニスand女神ルティアナの意思となると予想。
あとはナドラカ教団の思惑が気になる所ではありますね。
総主オルストロフがレイリアさんをアストルティア民と知っていながら
うま~く解放者と仕立て上げて踊らせたならば相当な策士です。
やっぱいつも笑顔の好々爺キャラは何考えているかわからないな!(超偏見)。
あ、エステラさんはたぶん天然だから許す。ホラホラ、ぬいぐるみあげるよ~?
図らずも、アストルティアにとって危機の引き金を引いてしまったレイリアさん。
次の氷の領界でも同じことになってしまうのか、それとも・・・?
2つの陣営の視点から見ると、今回のナドラカンドのシナリオもかなり楽しめそうです!
正義の反対は悪なんかじゃないんだ。正義の反対は「また別の正義」なんだよ。
どっちも自分が正しいと思っているよ。 戦争なんてそんなもんだよ。