持ち上げる時に「よっこいしょ」
立ち上がる時に「よっこいしょ」
人生のピークを過ぎたあたりから、出番が多くなっていく「よっこいしょ」
魔法の言葉「よっこいしょ」
この言葉
何もしてないような状態から、それなりに力が必要とされる時に自然と出てしまう。
自分で「よっこいしょ」なんて出ちゃったら歳とったのかなぁ・・・なんて思っちゃったりする。
社会人になり初めの頃だったか、台風ではないけど、風が強くて電車に遅れが出ていたため、お昼頃に帰宅指示が出た。
駅に着くと、すでに電車は遅れ始めていて待機中の特急らしき電車が各停として止まっていたので、急いで乗って無事座ることができた。
しばらくして発車のベルが鳴る。
すると、ホームにいた人達が一斉に乗り込んできた。
この電車は両開きのドアではなく、1人が出入りできるくらいの幅・・・
案の定、電車の出入り口付近は大変な混雑ぶり。
少し長めの発射のベルが鳴り終わり、ようやく出入り口付近も少し落ち着いてきた。
その時である。
魔法の言葉
「よっこいしょ」
と共に大きなおじ様が乗り込んできたのである。
出入り口付近にいた人達は、その大きさに圧倒され、奥へ。
秋に入ったばかりとはいえ、すでに肌寒く上着が必要な時期。
しかしそのおじ様はなんと半袖のシャツである。
少し汗ばんでもいる。
申し訳ないけど、ちょっと近寄りたくない。
電車はゆっくりと走り出し、各停で停車していくが、その度に出入り口付近は阿鼻叫喚。
なんと、そのおじ様は出入り口キープ戦法を使ってきたのだ。
人が乗るときに
「よっ!」
降りるときに
「ほいっ!」
と、掛け声をあげながら、お腹を引っ込め、何とかギリギリ通れてる・・・いや、確実に引っかかってるよな?
わたしは、そのおじ様に近い方の座席に座っていたので、降りるときにはそちらから降りることになる。
反対側の出入り口を見るとおじ様効果でこっちよりいっぱいだ。
あちらから出るのは至難の業だろう。
(どうする・・・このままでは・・・)
なんて思ってるうちに、降りる駅に着いてしまった。考えている場合ではない。
意を決して、立ち上がる。
そして思った通り、他の降りる方に押されるようにGo To おじ様。
「よっ!」
「ほいっ!」
軽快な掛け声と共に、ポンポンと電車から排出されていく乗客達。
「ごめんねぇ!おじさん、でかいから!」
(いや、そうじゃないでしょ・・・)
わたしは少しだけイラッ☆ っとしながら出口に押されて行った。
「よっ!」
「ほいっ!」
次々と降りる方達が排出されていき・・・
そして、わたしの番が来た。
覚悟を決め、わたしはおじ様に突貫した!
「はい!よっこいしょ!」
スポンッ
(あれ?)
わりとすんなりと、わたしは排出された。
振り返ると、おじ様がとてもいい笑顔でこっちを見ていた。
とても素敵な笑顔だった。
わたしが嫌そうな顔してたの気づいてたのかな?
おじ様が、たぶん今できる精一杯の力でお腹をへこませてくれたので、引っかかることもなくすんなりと出れたのだ。
なんて素敵な笑顔だろう。
おじ様はその素敵な笑顔のまま
「よっ!」
と、再び掛け声と共に、残りの降りる人達を排出し始めた。
わたしは少し微笑んで、おじ様に軽く会釈して改札に向かった。
人の優しさ、人を思いやる気持ちに触れたようで、なんか嬉しくなった。
とてもホッコリしながら帰宅した。
そこそこ身体が冷えてたので、帰宅後、先にお風呂に入ることに。
湯船に浸かりながら、しばらくまったり。
「ふぃぃぃ・・・」
とため息と共に・・・
「いやぁ、そうじゃないでしょぉ・・・」
はい、というわけでですね!
この時期になると思い出す、素敵な笑顔のおじ様との思い出と共にお送りしまっす♪
そう、秋ドレアですよ!
ルームでのドレアショーで着た2着をご紹介♪

パンプキンな魔女、ハロウィンコス的なやつですね☆

こちらは、秋のおでけけ用♪

いやー、今回もみんな可愛かったわぁ(*´ω`*)
前置き長すぎてドレアのこと全然描けないわ(ノ∀`)