(続き)
前回、Termuxで自動的に設定されたストレージのシンボリックリンクを調べて
Androidの内蔵ストレージの最上位ディレクトリは/storage/emulated/0、
SDカードの最上位ディレクトリは/storage/6561-3232らしいことがわかりました。
そうしましたら、そこにホームディレクトリからシンボリックリンクを設定しておけば、
実用上ストレージ全体へのアクセスを確保できるので、都合が良さそうです。
$ cd ..
$ pwd
/data/data/com.termux/files/home
$ ln -s /storage/emulated/0 main
$ ln -s /storage/6561-3232 sdcard
$ ls -al
total 22
drwx------. 5 u0_a294 u0_a294 3452 Feb 26 11:28 .
drwxrwx--x. 4 u0_a294 u0_a294 3452 Feb 25 16:02 ..
-rw-------. 1 u0_a294 u0_a294 160 Dec 15 06:41 .bash_history
drwx------. 3 u0_a294 u0_a294 3452 Nov 7 04:28 .cache
drwx------. 3 u0_a294 u0_a294 3452 Nov 7 04:24 .config
lrwxrwxrwx. 1 u0_a294 u0_a294 19 Feb 26 11:19 main -> /storage/emulated/0
lrwxrwxrwx. 1 u0_a294 u0_a294 18 Feb 26 11:20 sdcard -> /storage/6561-3232
drwx------. 2 u0_a294 u0_a294 3452 Nov 7 04:25 storage
これでホームディレクトリ直下に内蔵ストレージとSDカードそれぞれについて、ストレージ全体を見られる
ようなシンボリックリンクができたので、(普通の使い方の範囲で、という意味では)ストレージ全体への
アクセスが確保できました。
Emacsの方も同じように設定していきましょう。
まずストレージが見えないことにははじまらないので、設定アプリを起動し、
「アプリ」>「特別なアプリアクセス」>「すべてのファイルへのアクセス」を開き、
「Emacs」を探して許可します。
これが設定できていないとEmacsからファイルが見えなくて往生することになります。
次いで、Emacsを起動して「tools」のタブを開き、「shell commands」を選びます。
更にタブが開くので、「Run shell」を選び、Emacs上でシェルを使います。
このいわゆる「M-x shell」なのですが、Emacs上にシェルを呼び出すことでEmacsを
ターミナルとして使える機能となります。
これを使ってTermuxの時と同様にシンボリックリンクを作っていきます。
$ pwd
pwd
/data/data/org.gnu.emacs/files
$ ln -s /storage/emulated/0 main
$ ln -s /storage/6561-3232 sdcard
これでEmacsからもストレージ全体へのアクセスが確保できました。
初期状態だとフォントがなくて日本語が表示できないので、フォントを入れる準備として
fontsというディレクトリも作っておきます。
$ mkdir fonts
$ ls -al
ls -al
total 12
drwxrwx--x 4 u0_a322 u0_a322 3452 2026-02-26 12:08 .
drwx------ 6 u0_a322 u0_a322 3452 2026-02-28 23:22 ..
drwx------ 3 u0_a322 u0_a322 3452 2026-02-25 15:23 .emacs.d
drwx------ 2 u0_a322 u0_a322 3452 2026-02-26 12:06 fonts
lrwxrwxrwx 1 u0_a322 u0_a322 19 2026-02-26 12:07 main -> /storage/emulated/0
lrwxrwxrwx 1 u0_a322 u0_a322 18 2026-02-26 12:08 sdcard -> /storage/6561-3232
設定は次回。
(続く)