バージョン8の前の新情報発表が主だった春祭り生放送で衝撃の事実が伝えられた。
そう、バージョン8をもってDQ10のメインストーリーが完結するというのだ。
最近はすっかりFF14民となってしまった私セレナだが、DQ10はブランクこそありつつ今年でプレイ開始から10年が経過する。
古巣の大きな転換点となる発表に流石に黙ってはいられないので、かなり久しぶりにはなるがこうして冒険日誌の筆を取った。
◇ストーリー追加終了は「サ終に近付く」ことではない
まず、意外に思われるかもしれないが私自身は件の発表について、衝撃こそ受けたがそこまで悲観視はしていない。根拠は単純で、現在もアクティブユーザーが10万人いることが堀井雄二氏から語られたためである。このアクティブ10万という数字はサービス開始14年目のMMORPGとしては十分な安定黒字ラインに位置すると考えられ、DQ10のサービス継続にあたってストーリー追加のコストが足りなくなった、というのはかなり考えにくい。一部「大体の人が2垢を持ってるからだろ」という批判はあると思うが、2垢持ちはプレイ料金を2倍払っているため、将来性はともかく収益的にはプレイヤーが2人いるのと変わらない。
安西ショーランナーは完結について以下のようなコメントを述べている。
「メインストーリーは開発コストが一番かかるコンテンツ」
「Ver.7まででおおよそ描きたいことは描き切った」
「ストーリー制作にかけていたコストを別コンテンツに分配する」
このコメントはいずれも現状のDQ10からすれば的外れということは決してなく、長期安定フェーズに入ったDQ10において「シナリオよりゲームプレイを優先する開発コスト配分」をすることになったと見るのが最も自然な解釈だろう。
じゃあそのゲームプレイとは何か?というと単純に普段DQ10で遊ぶコンテンツが該当する。異界アスタルジア、昏冥庫パニガルムといった週課コンテンツ、深淵の咎人や聖守護者の闘戦記といったエンドコンテンツ、釣りやハウジングなどの生活系コンテンツなどなど。
DQ10は金策を中心に、古いタイプのMMOにありがちな周回要素をある程度強要するゲーム設計である。そのため、普段からDQ10を遊んでいる人は同じコンテンツを繰り返し遊ぶことになるが、実はコンテンツ総量や追加速度はFF14などのコンテンツ主導型MMOと比較すると決して多くはない。DQ10をやめてしまうメジャーな理由として「週課などの定期コンテンツが多すぎる」というものがあり、今までのストーリー追加コンテンツ追加速度・消費速度を引き上げることでマンネリ感の解消に寄与する可能性を秘めている(とはいえ、FF14ほどコンテンツ寿命が短いのもそれはそれで問題だが、ここでは省略する)。