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百戦錬磨のシェフ

ペルトドリス

[ペルトドリス]

キャラID
: YK435-183
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 賢者
レベル
: 122

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写真コンテスト

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ペルトドリスの冒険日誌

2016-02-10 23:23:01.0 テーマ:プレイヤーイベント感想

遅ればせながら、調理職人イベント


写真を撮り忘れたので前回のもので失礼します…。


2月5日
【ビストロ ガスパール】さんに再びシェフとして参加してきました。

前回よりもお客さんが沢山来て忙しくなりました!シェフ冥利に尽きます。
ただ、これだけの人の前で調理をするとなるとかなり緊張しました。
星の数は気にしない約束ではあるけれど、やっぱりできる限り喜んでもらいたいので手は抜けません。
と言っても、料理の出来は最終的には運なのですが。笑


次回は明日、2/11にフルコースのレストランとして開店されます。
お喋りだけでも参加できるので、本格的な雰囲気を味わいに是非いかがでしょう。










――――――――――――――――――



慌ただしい時間が過ぎ、お客の注文も落ち着いた頃に
皆の注目を集めるエルフの女性の姿があった。

今日の為に招かれた歌手の演奏が始まるらしい。

人だかりは苦手だし、落ち着けるキッチンの中で一休みがしたかった。
だから一人後ろで喧騒を眺めた。
この店のオーナーも演奏に参加するらしく、
手馴れたチューニングの音が聴衆の期待をさらに高めた。

僕は歌が得意でないから、少し羨ましくもなる。
上手くリズムが取れないのだ。ついでに言うと、人も苦手で、
上手く笑えていない気がするからで、
料理だけは、たぶん……

拍手の音で我に返る。1曲目の演奏が終わっていた。
2曲めに耳を傾けると、僕等料理人のことを歌った曲だった。

"どうしたら、嬉しく食べてくれる?"

それは《作る側》に寄り添うような歌だった。
心を読まれたようで何となく照れながら、少々目頭が熱くなったりして。

正直なところ、そんな言葉をもらえるなんて想像もしていなかったのだ。
けれどふと考えてみると、彼らと僕は似ていたかもしれない。
人を幸せにすることは手探りだ。
霧の中、ぼやけてともる灯のようなそれを頼りに、僕らは生きている。

幸福の循環。
ただただ羨ましい存在だと思ったけれど、
本当は誰もがそれを必要としている。
それを思うと見ているだけではいられなくなり、
少しでも灯りを返したくて、彼らに精一杯の拍手を送った……


-ペルトドリスの日記より-


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