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百戦錬磨のシェフ

ペルトドリス

[ペルトドリス]

キャラID
: YK435-183
種 族
: ウェディ
性 別
: 男
職 業
: 賢者
レベル
: 122

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ペルトドリスの冒険日誌

2017-04-17 09:49:53.0 テーマ:その他

ある日の思い出話




いらっしゃい……ああ、お疲れ様です。
今日もスパイスカレーですか?


あの壁掛けが気になるって?
猫島のお土産ですよ。
猫魔族との友好の証にしようと思って。






ニャステルさんと出会ったのはジュレットに来たばかりの頃ですね。
あ……違うや、故郷からジュレットまで来る途中の道ですね……

一人で島の外に出るのほんとに怖かったから、中継地のレーンでしっかり装備整えたつもりだったんですよ。
祈りの宿でもめちゃめちゃお祈りしたし。
でも、洞窟あるでしょ?

……なんでもう笑ってるんですか。
予想つくとか言うのやめてよ!

デンタザウルス?違います。
カニです。ぐんたいガニですよ
あいつらに追いかけられて、ハサミで殴られて
パニックになった後のことはよく覚えていないんですが

気付いたら、僕は逃げ切って洞窟を出ていて
それでも目的地はまだ先。
心身ともに疲弊して、結局捕まったのはしびれくらげでした。
触手にからまれて身体の感覚がなくなって周りには魔物しかいなくて
こんな死に方するんだ、やっぱりダメだったんだ、あの居場所もない島に一生いない限りは──
そんな事を考え出したくらいで…どこからか呪文が飛んできて…
そのまま気を失って、目が覚めたら猫島で介抱されてたっていうわけです。






起きて早々またパニクったけど、ニャステルさんはいい人…いい猫?でしたよ。
クラゲなんかにやられてるウェディは初めて見た、って呆れられたけど
ずっと前から種族を問わず困ってる人を助けてるそうです。

それから時々猫島に行くようになりました。
命を助けてもらったので、僕も猫魔族のことは助けることにしました。
ちなみに魔法の基礎を教えてくれたのも彼女だったりするんですよね。


え、メス、そうです、えっ何でそんな事……。


…………


だから!!マスターもそういうんじゃないし!!モフモフ普通に普通に好きだけど人聞きの悪いこと言わないでください
ホラッ!!もう閉店時間ですよ!!たまには自分で金策して下さいね毎度お粗末様でした!!!!




-了-

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