16回目抗がん剤
月曜日に受けました。抗がん剤を受ける部屋をケモ室と呼びます。ベッドが20~30台あって、それぞれがカーテンで仕切られています。
ベッドで看護師さんの顔を見た途端、不安が溢れて涙がこぼれました。
腹膜癌と診断されてから初めて泣きました。前室の先生の診察で、打つ手がもう少ないという話を聞いたためです。
今アバスチンとゼローダという抗がん剤をやっているのですが、去年6月に腹膜癌とわかってから使っていた抗がん剤は、カルボプラチンとパクリタキセルとアバスチンでした。腹膜癌としては一般的な種類です。それが1月にカルボプラチンでアレルギーが出ました。この時腫瘍マーカーは通常範囲だったので、少し弱めのゼローダという飲み薬の抗がん剤になりました。今年の春先に腫瘍マーカーが上がったため、ゼローダとアバスチンの投与になりました。そして今腫瘍マーカーが横ばいなのでパクリタキセルも再開しようとなりました。
このパクリタキセルの説明で「パクリタキセルにアレルギーとかが出たら打つ手はない」といった内容の話が出たのです。
去年不安になった時に「手数はどれくらいあるのか」といった話を主治医に聞きました。その時は「色々ある」といった内容だったと思います。
いろんな抗がん剤がある、遺伝子検査もしている、大丈夫というのが自分の認識でした。でも違った。
不安を解決するために金曜日にも診察してもらって、色々聞きました。
・そもそも腹膜癌に効く抗がん剤が少ない。
・今のうちに(悪化していないうちに)やりたい治療があったら探してみて、紹介するから。
・どんなスピードで悪化するかわからない。
といった内容でした。
遺伝子検査はしていましたが、エキスパートパネルというより詳しい遺伝子検査があることをNHKの癌の番組で見て知っていたので、それを受けたいと言いました。
「遺伝子検査をするのに日数がかかる、それなら元気なうちに(新しい何かの)治療を始めた方がいいのでは。岸和田に腹膜播種の有名な病院がある。そこでは腹膜から取れるものは全て取る手術がある、術後人工肛門になるけど。」
「人工肛門?!」
思わず聞き返しました。あまりにも自分の今の癌の状態とかけ離れた話が出てきたからです。
自分ではまだそんなに悪化はしていないレベル3~4くらいだと思っている、それなのに術後人工肛門になるような治療の例を出された、本当にそんな切羽詰まった状態なの?私?
新しい治療にしても転院するにしてもセカンドオピニオンを受けるにしても、その行き先は自分で探すしかないと言われました。病院側は調べてはくれません。自分でネットや電話をして探すしかない。
家に帰ってから色々調べました。そこで今年の9/16に認められた武田薬品の卵巣癌の治療薬「エラヒア」があることがわかりました。腹膜癌は卵巣癌と似ていて同じ部類に入るため、この薬の治験の段階では、腹膜癌も対象に入っていました。
発表された説明には腹膜癌は書かれていなかったけど、もし腹膜癌も対象で、この治療を受けられるための条件がクリアできるなら、この治療を受けたい。
今のところこの「エラヒア」と「ゼジューラ」という薬が受けられるかどうかを調べています。
今度の診察までにもっと色々調べて、ほかに何かないのか探してみます。
ドラクエ、2~3日に一度のログインになっています。アプリは毎日やっているよ。
大丈夫。泣いたのはその時だけ。今は他に治療法はないかなど、調べたりやるべきことがたくさんあるから。
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