僕とアンルシアはグランゼニス神の試練に挑んでいた。そして少し休憩し僕は旅の話をしていた。
「特に初代勇者アシュレイとレオーネ。盟友という称号にそんなに悲しい真実があったなんて・・・。」
「!」
僕はある記憶を思い出した。それはアシュレイが僕たちを守った言葉があった。
「・・・当代の勇者。会えて嬉しかったぜ。お前は盟友の手を離すんじゃねえぞ!」
僕はその言葉を噛み締めてしまう。その後アシュレイは散ってしまった事。
「ククリョ・・・」
僕は震えた。心が体が・・・まるで渦を巻いてるかのように精神が安定しない。
「うっ・・・うっ・・・」
そして僕は涙が流れ始めた。あの時の悔しさ、アシュレイそしてレオーネを救えなかった。色んな犠牲がありすぎた。
「ククリョーマ・・・」
「僕は!僕は!!盟友で良かったのかな!?アンルシアの盟友になれた時驚いたけど嬉しかった!この気持ち、嘘なのかな!?盟友にならなければ俺は!俺は!!」
僕は必死に涙を引っこ抜こうするがおさまらなかった。
「よっぽど抱えてたのね・・・ねぇククリョーマあなたに話したい事があるの。」
「・・・・」
「称号なんかじゃない。私にとって貴方はアシュレイとレオーネから続く。一つの魂を分け合った相手。まさに唯一無二の盟友。」
アンルシアは僕の涙をそっと手で拭う。
「この世でただひとりの人。私の大切な人・・・。」「うん・・・」
それでも僕は涙が流れていた。
「この気持ちはいつまでも・・・例え私がおばあちゃんになっても薄れることはないわ。ちゃんと伝えておきたかったの。」
「うん!うん!!!」
僕は涙を流しながら頷く。すると僕は涙を拭い除けた。
「僕もね、アンルシアの事を護りたいと思ってた。メルサンディ村で一目惚れして色んなアンルシアの過去や心情を知って僕はガーディアンになって護りたいって!この気持ち忘れたくないって!アストルティアの皆が大好きになったのもアンルシアと一緒だったから!ゼクレスのメネト村の悪夢で僕はアンルシアが消える夢を見た時泣いたんだ。だっせぇよな・・・今でもこんな無様な姿見られて。」
「ククリョーマ・・・」
アンルシアは僕を抱きついた。
「そんな事ないわ。優しくて一途で意思が強く一生懸命な貴方が大好きよ?」
「うん・・・ありがとう。僕はアンルシアの事を愛してる。おじいちゃんになっても忘れたくない!!」
僕もアンルシアに抱きついた。
「えぇ・・・ありがとう。ククリョーマ。」
僕たちはずっと抱きしめた。アンルシアの温もりそれは暖かくアンルシアの精神に似ていたようだった。僕たちはずっと抱き締めていた。涙が引っこ抜くまで。「どう?少しは楽になった?」
「うん。ありがとう。また借りができたな・・・」
「えぇ。グランゼニス様とシオン様が首を長くして待っているわね。さぁ先へ進みましょう。私の盟友ククリョーマ!」
アンルシアは僕に手を差し伸べた。
「あぁ!」
僕とアンルシアは試練に行くのだった。
終わり