雨が溶けるような透明の米のように大きい雨粒。僕とアンルシアは相合傘をしていた。僕は傘なんて持っておらずアンルシアが持っていた。僕はなんてこういう時に限って用意周到が極端なのだろうか。そんな自分を頭の中でデンプシーロールが如く殴り飛ばしたかった。情けない姿だと感じた・・・だが同時に顔が熱かった。アンルシアが隣にいるという状況、そんな状況なんて夢のまた夢だけどここは現実。そんな現実が僕に降りかかる。グランゼニス神は気まぐれなのかは知らんが赤煉瓦のように硬く重なり積み上がっているそんな恋心は神がそれを祝福する。雨粒が米のように見たが牡丹のように見える。アンルシアはどう思ってるのだろうか相愛ならいいのに・・・。