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アンルシアバトルマスター

ククリョーマ

[ククリョーマ]

キャラID
: YV718-268
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: バトルマスター
レベル
: 140

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ククリョーマの冒険日誌

2025-08-30 17:42:25.0 テーマ:その他

いかないで【Ver7.5の小説】 中編

「長きにわたる魔王を倒す勇者としての私達の一族の役目は終わった・・・。だから今度はあなたの冒険を私が助ける番。グランゼニス様の石化を解く方法をシオン様が調べてくださったの。勇者としての私の力。かつてはじまりの勇者に与えられたその全てをお返しする。そうすればグランゼニス様は自ら石化の術を打ち破りもとに戻れるはず」
「え・・・・」
「ゼニスの封宮で守護天使達はこの世界の主神を目覚めさせるため消滅したのでしょう?それと同じ事。ただし私一人でやらせてほしいの。」
「・・・・」
「ククリョーマはアストルティアだけでなくこのゼニアスをも救う唯一の光。魔王との戦いを終えた私とは違う。大丈夫!死ぬつもりはないわ。けれどこれからの戦いのためには貴方の力は欠かせない・・・万に一つもククリョーマが力を失うことはあってはならない。そうでしょう?私を信じて任せてくれるわよね。ククリョーマ・・・」
その時、僕は目を瞑った。僕とアンルシアとの出会いと繋がり、紆余曲折ありながらも乗り越えてきた。僕はアンルシアの犠牲的な部分が嫌いだった。でもそれは解決したと思ったのだがそれでもアンルシアは・・・。だが何故だが信じてしまう自分がいた。今までの事を振り返る内そう思ってしまった。
「・・・わかった。だけど無理しないでね。」
「えぇ・・・わかったわ。私を誓約の園に連れて行って。すぐ側で見守って欲しいから。」
アンルシアは頷く。
「うん・・・////」
照れているが本当は不安も混じっていた。まるで何かの別れの前兆で・・・そして僕達は滑空した。僕とアンルシアは誓約の園に行ったのだった。



そして、誓約の園。石化したグランゼニス神がおり、マギエルはまるでリスクが伴う契約を恐れるように言葉を出す。
「本当にいいんだな?」
アンルシアは僕を見て微笑む。険しくも複雑が交じるようなそんな表情だった。
「新世界アストルティアの勇者アンルシアよ。その勇気忘れまい。」
「・・・・」
僕はどう思えばいいか分からなかった。けど僕は信じたい気持ちが強くなってくる。次第に。アンルシアは会釈をし、何かに誓うような状態にし、マギエルは手をアンルシアの頭に手をかざす。
「んじゃいくぜ?」
 するとアンルシアは光り始める。
「主神グランゼニスの愛し子女神ルティアナその末子グランゼニス神よ。悪しき呪縛によりて石と化したる魂よ。我が声に応えたまえ。遠き日始まりの勇者に授けたる祝福は勇者アンルシアの内に宿りたり。グランゼニス神よその力にて甦れ。」
するとアンルシアは目を開いて立つ。すると歴代盟友と勇者が集まる。アルヴァンとカミル、レオーネとアシュレイとアジールが手を差し出す。力を結集し、光をもっと放った!!
「皆・・・・!」
僕はそれを目の当たりにし、涙が滲んでいた。ここでまた姿が見られるとは思わなかった。
「グランゼニス様が私達血族に授けてくださった勇者の力。」
アンルシアは両手を翳して
「全てお返しします!」
すると、盟友と勇者達は光の玉になりグランゼニス神に差し出した。
「グランゼニス様・・・。よかっ・・・た。」
そうするとアンルシアは倒れかける。そして僕はそれに向かう。
「アンルシア!!!!」
僕は倒れかけたアンルシアの背中を支えた。
「クク・・・リョーマ」
「嫌だ・・・死なないで!!!いかないで!!僕は君が好きで大好きなのになんで!!なんでなんだよ!!僕は君が先に死んでも乗り越えようと思ってた。けど・・・なんでこんな・・・」
「貴方は・・・生き延びて。」
そう言ってアンルシアは目を瞑った。まるでガラス細工が粉々になる繊細さが僕を襲う。恐怖が混ざりあうような・・・何かだった。
「彼女の命と引き換えにグランゼニス神は蘇りゼニアスは救われる。・・・アンルシアから口止めされていました。ゼニアスに向かうと決めた時から何もかも決めていたそうです。」
「くっ!なんで!俺は・・・ずっと愛したいのに・・・」
僕は涙を零しアンルシアの顔に伝う。ポタポタと流れ込む。僕は死ぬ時はその時はその時だって悟る事があっただが、この状況は堪える物があった。辛くて辛くて仕方ない。ポルテは僕とアンルシアの姿を見て歯を食いしばり言葉を捻り出した。
「年端もゆかぬ娘に命を捨てさせて何が救いだ!?」マギエルはポルテの肩に手を添えて無言で察した。すると泣き叫ぶククリョーマをポルテが見た。
「すまぬ。そなたの方が余程辛いはずだな。」
シオンは空を見る・・・するとグランゼニス神が手を上げる。
「盛り上がってる所済まない。ちょっとだけいいかな?」
「そなたを忘れてはおらぬ。だがゼネシア討伐についての話し合いはもうしばらく待ってやってくれぬか。」
「そうじゃない。私の神の器。当代の勇者アンルシア姫ならちゃーんと生きてるよ。」
「え?」
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