「なんだか、いつものグランゼドーラ王国と違うわね・・・」
「そうだね。なんだか、幻想的なそんな感じがする。しかも提灯がいい味出してるよね。屋台だって凄い新鮮だ。夕方の空に照らす提灯はとても・・・」
「きっとクー君の心もそうだと感じるわよ?///」
僕はドキンっと優しく痛くない甘い注射をされたようなプスッと来た感覚が身に沁みていく。
「ズ、ズルい・・・///」
そうすると、アンルシアは僕の肩に顔を乗せる。
「お互い様・・・///」
すると、歓声や拍手が飛び交じっているだが、僕達は周りなんて見なずに2人だけの世界しか見なかった・・・。結婚式の祝福のようで安らぐようで清らかだった。
◯
僕達は屋台へ出向いた。もうすぐ夜になる。夜ご飯をどうしようかと考え、僕とアンルシアは焼きそばと飲み物等を買う。すると、店員さんが反応を示す。
「アンルシア様?もしかして恋人ですかい?」
「え、えぇ・・・///」
「ほう!彼氏さんかっこいい顔してるねぇ!美男美女カップル!お似合いだぁ!」
「あ、ありがとうございます・・・///」
「彼氏さんがグランゼドーラの次期王になるの楽しみにするよ!」
「「・・・////」」
「やはり、お似合いだね!!おまけしちゃう!」
店員さんは赤い風船を僕にくれる。
「えぇ!?///」
「いいからいいから・・・結婚式待ってるから!」
アンルシアは目を見開いて僕を見て微笑む。
「!!///リョー君となら・・・うん。///」
「・・・幸せすぎだっつーの///」
「はぁー!甘いねぇ!んじゃ頑張れよー!」
そしてその屋台から離れた。
「赤い風船・・・か。自分とアンちゃんの心みたいに感じるよ・・・///」
「リョー君。ねぇ、手を繋いでるとこにお願い・・・///」
「・・・うん///」
僕とアンルシアは手を繋ぐとこに赤い風船を置いた。運命の赤い風船。それは2人の愛の結晶のようだった・・・。