『ちょっ、私プスゴン苦手だって日誌に書いたじゃないですかー!』
とりあえず発言者、てゆか氏に反論してみる。
あーあー、はいはい、この流れはね、行くってやつだよね。わかります。
言ったモン勝ちだよね。
「アタシも初めてだから行きた〜い!」
ほらな、一番騒ぎ出しそうなヤツから連鎖したぞ。
私にはこの結果がわかっていた。
つまり私はこの場の状況の全てを掌握していると言っていい!
どうだ貴様ら、私の思い通りに動いている気分は!
…いや、あの、なんだ。
物事は考え方次第なんだよ。うん。
人は大きな流れには逆らえんのよ。
巨大隕石が落ちて来てもギリギリ限界パワーでぶっ飛ばしたり、
不思議爆弾で消滅させたりはできんのよ。
だから私はプスゴンに立ち向かう。
運命を理解しているヤツだ。利口なエルフである。
「シーンさん、なんで一人だけサーバー1に移動してるんですか〜?」
「僧正ビビってる〜?」
…しかし覚悟は足りなかったと言うだけだ。勘違いするな。
ついでにみんなまた先に塔に向かってしまったワケだが、
私には自己の境遇を嘆く時間すら与えられんらしい。
散々遅れて行ってみれば全員寝てやがるし。
ここはリーダーとしてシャッキリさせてやらねばなるまい。
『おい起きろてめえら』
「え〜?」
なんか拒否された。動かないし。なんなのこのひとたち!
彼女らが動くのに到着から数分を要した。
さて、再生怪獣プスゴンとの戦いである。
今回は聖女を活用して闘うことにする。
具体的には以下の通り。
ターン1.二人とも自分に聖女
ターン2.二人とも自分に祈り
敵のターン.プスゴンの攻撃で仲間が
a.死んだ。
→一人はザオラル。一人は回復。プスゴンの攻撃判定に戻る。
b.死なないまたは聖女で生き延びた。
→一人は回復。一人は他の人に聖女。プスゴンの攻撃判定に戻る。
c.死なない、かつ、ほぼ全員に聖女が行き渡る。
→一人は回復。自分を優先してキラポン配布。または天使。
聖女祈り切れならそちらを優先。
d.ピザ食いたい。
→食って力尽きろ。
e.ところで武と魔はなにすればいいん?
→うっさい今集中してる一瞬の油断が命取り。
f.なーにーしーたーらーいーん?
→プスゴン見て(*´ω`*)してろ。
g.(*´ω`*)
→せめて押すか燃やしてくれ。
以上。
12分、6分、8分で勝てました!
あら…聖女使うとかなり簡単になるのな。
私もまだまだ経験不足のようだな…。
くやしくなんかないんだからね!o(`ω´ )o