第6回が終わった翌日、私は久しぶりにログインしながら日誌を書いていた。
しばらくはネタに困らないな…とか思いながら書いていると、
なんか見覚えのあるネームが。
あいぴさんだった。
前回私の事をホントに生きてるだの動いているだのなんだのと、
存在そのものがあやしいという扱いをしていた方だ。
いやー、私生きてるからね、マジで。
この日誌自動生成文じゃないからね、ホント。
作り話的な存在でもないしね、住民票も出してるからね。
もし中身を疑うなら夜中にグルメ話題出して胃腸の具合おかしくするからね。
きをつけてね。
しかし、なんかホントに居た、とさっきから仰ってるのだが、
この場所に私が居るって誰から聞い
…
また魚かっこおとめかっことじるかっこわらいか。
魚なのに私を釣り上げるのか。
下克上か。
餌をあげて泳がしといたら実は私が泳がされてんだよぎゃはははは
やかましいわ!!!o(`ω´ )o
まーたあやつの差し金かよ。
なんで私の居場所把握してんのよ。
ぜってー裏でほくそ笑んでるに違いない。
後で訴えてやるからな。多分魚の耳に念仏だろうけど。
そんな思いにとらわれている私だったが、
あいぴさんはまた大袈裟に感動…って言えばいいのか?していたようだ。
そんな物語中の人物ってワケでもないだろうに。
中身はふつーのちょっといろいろワケあり価格の僧侶ですよ?
討伐会の内容も大体本当だしな。
違うとこと言えば私の内的世界の妄想が文章中に垂れ流されてるぐらいだ。
見苦しいですわー( ´ ▽ ` )
しかしどうも充分にお分かり頂けていないご様子だ。
よろしい。なら私が如何にふつーの僧侶でしかないかというところを
むざむざと見せつけてやろうではないか。
『つーわけで出番だモンテさん』
「またハーレムなんですね。
もう完全に割りきってハーレム縛りにしたらいかがですか?」
ほっとけ!o(`ω´ )o
ログインしてるメンツの問題だっつっとるでしょーがッ!
大体その言葉の文字面そのままだと別の意味に聞こえるだろうが!
結局イケメンはいなかったので、
イケメン好きのハるるンさんを誘うことにした。
広く人を誘うため、基本的に前回の討伐会で誘った人は誘わない方針だ。
なので誘う人は限られてくる。
ついでに男性フレの数は限られてるし、大体出撃中なことが多い。
調整もなかなか大変なものだ…。
なーんてことを言ってみたら
「そりゃ一人の女性ばっかり追っかけてたら飽きるでしょうしね」
とかいわれた。
私が一体何をしたというのだ…(ーー;)
四人集まったところで、なんかさらにあいぴさんがヒートアップしている。
曰く、日誌に出てくる人ばっかりだー、とか、
日誌の口調そのまんまだー、とか。
なんとまあ純真な…。
私は既にヨゴレまくっているので眩しくすら見えるな。
とっとと現実を突きつけてやるとしよう。
職業も決まり、私は「いつものように」ダイスを振った。
ああ、そうだな。
お前が来ると思っていたよ。
続く。