シーンの冒険日誌

とうとう姿を現した真の災厄。
こいつは行くしかあるまい…とは思ったものの、
相変わらず耐性なんてあんまり揃ってないぜな私が野良に行くのも、
今更だが躊躇われた。

なのでこの前の募集だ。
最初っからチキンなお断り事項として、
「ガチではありません」「見に行くだけです」
などと書いておけばとりあえず道連れは出来る！

内心では勝てたらいいなー、とか甘い事考えていた訳だが、
それはそれ。勝てるに越したことはない。

そんなこんなで日誌読者から5名…
ほむさん、ユールさん、りるくいさん、ルビアさん、あいぴさん、
あとフレからパンさんが参加となった。

しかし20時集合後、残り一人が決まらず悶々としながら
フレに声をかけまくる事態に。

あー…なかなか決まらな…

っておいちょっとてめえら私を囲んで雑談すんのやめろ(　ﾟдﾟ)

いつの間にか周りを囲まれていた。
なんかよくわからんが盛り上がっている模様。
やれやれ、主催者は辛いねえ…。
結局あいぴさんのフレのシージュさんが参加することで8人確定。

さて、とりあえずクエを最後の神話の戦いまで進めるか。
確かパンさんが偽エスタ撃破直後からだったな…。

これをみこして募集クエスト進行度は撃破直後としている。
ぶっちゃけ私も途中で止まってたし、めんどくさいのは紛れてやってしまえばいいのさ！
これだから主催はたまらんなァ…好き勝手設定出来るしなァァァ
そしてェ！私一人「だけ」がクエストをこなしていないという恥ずかしい状況は！
パンちゃんがいるかぎりありえないのだよ！
ふはははは

「最後の神話の戦い受けてきたよ〜」

…は？

『あ…いやなにいってんのパンちゃん？確かクエまだ進んでないて…』
「終わってたみたいだね〜」


ガッデム
こいつ策士だ！


ぐぬぬぬ…いや、まだだ！
募集要項には

「受けてきたー」
「行ってないのもしかしてシーンさんだけなんじゃ…？」
「www」

はい希望終わってた！！Σ（ﾟдﾟlll）

やめて！もう私死んでるから死体殴りやめて！
私のかけていた聖女どこいったの？
またいてつくはどうですか？
それとも時間切れですか？
なんであなたは1分だけの尻軽なのですか？
hp半分以上のムキムキマッチョメンしか何故助けてくれないのですか？
天使の野郎はまた発動出来ずじまいですか？

僧侶の癖につかいこなせてねーな

そんな台詞が脳裏を横切った…。
が、神はまだ私を見捨てていなかった。
一人だけまだエスタ撃破直後だった。
よし！首繋がった！

というわけで「当初の予定通り」
暇つぶし強ボス討伐チームとクエスト進行チームに分かれて行動することに。
内訳は以下。

強ボスチーム：ルビアさん、りるくいさん、ユールさん、ほむさん
クエスト敗残兵：裏切り者、あいぴさん、シージュさん、敗北者

もちろん行き先は私がダイスで決めた。
なんだ姉妹か。ちっ、つまらん。
そうやって時間稼ぎをしている間に私はクエストを進めていく。

2クエ目辺りで撃破完了したので次の目標を決める。
き…ったああああ！天魔来た！

『てな訳でせいぜい頑張れや』（ドヤ顔）

いつもMっぽいことやってる反動か、ここにきてこの言動である。
自分に跳ね返ってくるというのに、後先考えないバカな僧侶がそこにはいた。

が…なんと戦魔魔僧というかなり厳しい構成で挑んだ挙句、
5回も再挑戦をして感動の大勝利をおさめたらしい。
作戦会議、反省会も戦うたびにやっていた。
なんだか凄い仲間意識と達成感がうまれたらしい。

…う、羨ましくなんかないんだからね！

しかし本番はこの先だというのにもう全力出し切った感である。
私もまあ結構怠くなってきてたが。

こんな状態で大丈夫なのか…？

続く。