…えっ?
ま、負け?
これで終わり?
に…2時間が…たった数分で…ムダ…。
い、いや違うちがうそんな今のナシ!
ただの練習だって!運が悪かっただけだって!
あんなゴキに負けるわけないじゃん!
まえだってかったのにまけるわけ…
てこれそーなるとまた行く事になんのこれ!?
また2時間って簡単に言うとそうだけどさ、すっげー疲れてるんだって!
いやでもまたここで日誌で負けましたーって終わって未練たらったらな文章残して
ハイ残念倒せなかった人向けまた第三回募集?負けました?
メンバーが揃いませんでした?都合がつきませんでした?
そんなことになったらまた最初からやりなおしだし
こんなメンツまた揃うなんて思えねーじゃんどーすんの
どどどどどどーすあわわわわわわ
わたしはばくはつした。
『…もう一回行く体力、あるか?』
そして、最後に残された見栄が勝った。
むちゃでもなんでもいーや!
もう一回だけならやってやる!
今度こそ奴をぶったおーす!!!
割と全員乗り気であった。
ホント、元気だな皆。
ちょっと出る前に激励をくれたモンテさんにフレチャをする。
『もう一回行ってくる』
「頑張って!祈ってます!」
『…私に祈るは死亡フラグなんだが…』
「そーでしたw」
まったく…っておい。
なんか入り口に魚とか熱心な某読者とか今祈ってたひとがいるんだが。
『って何やってんだキミら?』
「すっごく近くにいるしw」
どうやら旧災厄行きらしかった。誰が黒幕かはなんとなくわかるが。
よくわからんが、とりあえず連中には負けねーぞ!
まさかこんな事で元気付けられるとも思わなかった私だった。
『つーわけで今度は左な、ジンクス破りのためにも。』
適当な言い分をつけて今度は左から突入を開始する私。
そして2階にて。
『あーーーーっはっはっはっは!!!ざーまーあー!!!!
おっさきぃぃぃぃーーーーーー!!!』
ジャミは今回も右だった。
やっぱ当たるとサイッコーーーー!
これみよがしに扉の前で待ち構えてやることにする。
『よくぞここまで来た。ここから先に行きたくば私を倒していくがいい!!』
…お、このネタに反応するとは思わなかったぞケイオスさん。
そうそう、大人しくネタに
究極呪文発動しやがった。
『ちょ、それはやめろ!!!((((゜Д゜;))))』
速攻で逃げる私。
「あ、逃げた。」
「僧正が振ったんじゃないですかー」
あのなトゥーンさん…幾ら私でも立ち向かえるものとそうでないものがあるんだよ…。
でもって一気に進んで6階。
『…ここまで50分ぐらいか?』
「なんだかはやかったですねー」
『夜中でハイんなってるせいかね…』
妙に時間の流れが速かった。
確かネタも尽きなかったみたいだし(日誌に書くほど覚えてないが)。
そのまま幻災厄に挑戦。
『なんかー喋る余裕が出てるんだけど』
「確かに、前より慣れてる気がしますね」
『うん、前とは違うのはこれだな。
余裕があればその分焦らず動くこともできるし。
これは期待できるかもな』
「こっち余裕なし」
…あ。ごめん前衛組の方々。
しかし喋ってた割に1分短縮の11分50秒にて撃破。
すっごい場慣れしてるような動きだった。
いや、これ…いけるんじゃないの?
災厄撃破後、小休憩を取ると、そのまま一気に真災厄までなだれ込んだ。
緊張感をそのままもって戦う…ってつもりでもなかったが、
ここではもう一気にやりきってしまったほうがいいだろう。
さて…道中考えていた作戦だが、
基本的には変わらずとして、初動対応を変更することにした。
アイツは初動さえ乗り切れば倒せるはずなんだ…。
・前衛組は突撃し切らずに部屋中央にて災厄を待ち受け、攻撃までの時間を稼ぐ。
・僧侶3人は一人天使、パラ二人に聖女を使い、前衛の壁を最低限維持する。
これで初動を崩れにくくする。
しかしこれだけでいけるものなのか…。
やってみるしかない。
さっきの動きを再現出来れば倒せない奴じゃないんだ!
続く。