一戦目は1分ともたず撃沈。
ブレス痛恨デスファイアを重ねがけされてあっさりと終了した。
「あっれー?おっかしいなー?」
「これ…僧侶が苦労するだけなんじゃあ…?w」
ええ、そうですが何か?苦労するだけですよ?
まあこれで分かっただろ、悪霊はスパなしじゃキツ
「じゃーちょっと待っててねー」
えっ
いや…まさか…
「もっかいいってみようか!」
『いやあんたさっきの戦闘で分かってなかったのか…』
「大丈夫!今度こそ守ってくれるって信じてる!」
『純真なフリして私をハメようとするのやめてくれませんかね』
何やら後衛陣に大それた信仰がされているのを感じる…。
ストレスでヒャッハーになりそうだ。
ええ、僧侶ですから、信仰心に応じてパワーアップ出来ますよ。
…等と言って勝てるような便利な体質は持っていない。
せいぜいモチベーションがあがるぐらいだ。
あとこの場合は上がってねえ。残念でした。
しかし無茶な戦いとは言え、時価にして75000Gを溶かし込んで
2回も私の胃腸にぶち込まれるような真似をされては、
流石に僧侶として明日は仮病で再起不能ということになりかねない。
いやもう明日だりーし眠いし休むわ。マジで。
そこで、いっしーさんと作戦を立てる。
流石に開幕天使は無理。安定思考の私でも今回ばかりは無理だ。
一瞬でも隙を見せれば一気に畳み掛けられてしまうだろう。
つまり、この戦闘で死んでしまったらもう終わりだ。
開幕から僧侶二人でベホマラーと強化を全開で唱えていくしかない。
あとはバズズが先に沈むのに賭ける!
…ホントに分が悪い。やれるのか?
第二戦、戦闘開始。
いっしーさんがスクルト、私が祈りを開始、
そのままダメージを食らう前からベホマラーの詠唱に入る。
次いでいっしーさんがベホマラー、
詠唱の撃ち終わりをみて私がベホマラーを重ねる。
以降、多少ダブってでもベホマラーの隙間を埋める形で重ねる。
祈りは切らさない。MPが無茶苦茶な勢いで減っていく。
MPが半分ぐらいになったところで一喝発動。
その時点で天使を発動。スクルトを重ねて聖水を1個使用。
やべぇ…集中力なくしたら死ぬ。
更にMPが3桁を切った辺りで一喝。
バズズのHPはオレンジ。
「やれるんじゃないの?これ」
最初っからやる気だ!
死んでたまるかちくしょー!
MP回復、ビッグシールド、祈り重ね。
移動は基本的にタゲを見て間に武を挟む。
多分もっとうまい立ち回りとかもあるんだろうけど、
どーにか攻撃を逸らす形で動いていく。
バズズ撃沈。
私のMPは残り8。いっしーさんが20程度だ。
少しでも遅かったら全滅してるぞ…これ。
『聖水くれ。死ぬぞ。』
張り詰めすぎてシンプルな喋りしか出来ない。
「ほれ、とりあえず飲め」
はいはいありがとうございますねっと。
しかしそれでも流石のアトラス&ベリアル。
大地の怒りとデスファイアを連発してきやがった。
最大値の1/3程度のMPしかないが、ベホマラーを連発するハメになった。
やべぇ、ここからはまともにMP管理してないと全滅もありうるな…。
流石に緊張の糸が切れたのかポツポツと死者が出る。
が、ここで転びG100が地味に活躍した。
アトラスの大地が来ても構わずにベホマラーをぶっ放せる。
ま、私個人としては耐性クソ食らえだが、
この条件下なら使っても文句はいえねーだろ…。
次からは耐性なしね!とか言われそうで怖いんだが。
なんとかアトラスも撃沈。
この時点で勝負は決まった。
22分とあまりにも長い戦いだった。
これどんな災厄ですか…。
ま、結果は破片だったし、次のバズズも破片だったんだけどね!
しかもエリザさんが石つぶてを投げる許可を求めてきて、
なんか「8!」だの「7!」だのダメージカウントしてるんです。
もうね、ドワ子ってみんなこうなのかと思いましたよ。
なんでわざわざみんな石投げる時にダメージ主張するんですかねぇ…。
いやね、なんか最近面白がって「アレ」の真似をして
石なげてるような人が増えてきてるみたいなんですけどね。
今回のこのエなんとかさんは
・ダメージを主張する。
・何故か私に許可を求める。
・私が石投げるの3回までって言っても制限は当然無視する。
・爆裂は当然ながら初期設定オプションでついてくる。
なんてどっかで見た行動を取るんですよね。
どうもアレと引き合わせてはいけないメンツが一人出来たなって、
そう思いました。
…で。
この時点でもうやりきった感はあったんだけど、
まだまだ話は終わりじゃあなかったんだよなぁ…。
続く。