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聖者

シーン

[シーン]

キャラID
: YX176-339
種 族
: エルフ
性 別
: 男
職 業
: 僧侶
レベル
: 130

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シーンの冒険日誌

2014-01-16 18:49:50.0 テーマ:モンスター・ボス討伐

第三回面倒な僧侶の雑な討伐会~意図しないものは全て事故~

深夜帯、珍しくログインしていた私は
同じ頃にちょうどフレンド申請を通して頂いたえりんさんが居たため、
気晴らしにつよぼす討伐に向かうことにした。

残りのメンバーは…と。
…そういやなんか自称ギネスストーンシューター(石つぶてダメージ68)の
あー、名前なんだったか、エリザベス…じゃなかった、
ああそうそうネビュラスさんだ、
最近ほんと似たような奴が居たから胃腸的な意味で困るんだよな、
…が誘えとゴネていたのを思い出し、誘うことにした。
「奴単品」なら大丈夫だろ、たぶん。


『つよぼす行かないか?』
「荒ぶることはないですね?」


そりゃ私の台詞である。
このドワ子様は放っておくとロクなことにならないのだ。
大体その台詞は私があんたらに拐われたときにやりとりした台詞だろうが。
気に入ったのか?


『…(行き先の)ダイス次第だ。』
「なるほど、理解した」


理解が早くて本当に助かるが、そうそう思い通りになるとは思わないことだ。

その後すぐルレアさんを誘い、一戦限りであるが討伐に向かうことになった。


パーティ構成は、
ネビュラスさん:レン
えりんさん:盗
ルレアさん:旅
http://www.soujyouhage.com:僧

となった。

悪くないな。


最近パーティの戦力バランスというものが、
ちょっと前のイギリスの給食並に欠如していた私にとっては、
このパーティ構成は有難かった。


しかしダイスは無情にも強天魔…。



ネビュラスさん、で、強天魔…だと…?
バト3で間違ったふりしてボスポチャ突撃しやがりました思い出が蘇る。
あんとき羽根なしから倒したのを後悔する素振りすら見せていやがったし、
何か悪い結果が期待されそうだ。
探りを入れるため、私は敢えて警告をすることにした。


『言っても無駄だと思うが石は三回までだからな』
「石なんて投げませんよ」
『ほう、どういう風の吹き回しだ』
「私も成長したんです」
『そりゃおめでたいことだ』


…石を投げないだと?
あのスローライフ全開の彼女が?


…まてよ、レンジャ…あ。


『まさかとは思うが、羽根ありにブーメラン投げたりはしないだろうな』
「そんなことするわけないじゃないですかー」
『そうだな、普通は羽根なしに投げるだろうが、
   仮に羽根ありを巻き込んだとしてもそれは事故だよな』
「そうです、事故ですよ」


確定した。
こいつやる気だ。間違いない!

そのまま我々は戦闘に突入した。


すぐさま天魔がこちらに向かってくる。
私は回復をしながら全員を監視する。

…当たっている。
ターゲットは確かに羽根なしだが、見事に巻き込んでいる。



『おい、なんか事故りまくってんぞコラ』
「気のせいです」
『ではネームがオレンジになってるのは錯覚か』
「錯覚です」



そうか、色が濃くなった気がするのも錯覚か。



『なんか地に足が付いたんだが』
「成長したんです」
『なんか爆裂してきてるんだが』
「成長したんです」



そうか、成長ならしかたないな。
私は大人しく、完全会心ガードとマホトラの衣を用意した。
諦めたともいうらしい。



その後がひどかった。
天魔一体を倒した時点で吹っ切れたのか、
ネビュラスさんの行動がさらにおかしくなった。


『なに天魔てなづけてんですか!』
「あれ…効かないなー」
『効くわけねーだろ!』


それに引きずられたのか、
ルレアさんが会心の石つぶてをブチまけたり、
えりんさんがバナナをぶにゅぶにゅ踏ませたりメガボンバーを仕掛け始めた。


…( ゚д゚)


気づいたら私は
デビルンチャームとシールドアタックを使っていた。
きっと疲れていたんだと思う。

それでもオーブを得ることが出来たあたり、
私は大切な何かを引き換えにしているのかもしれない。


「検証は終了した」
『いや、何のだ』
「我々はこの成果を後続に伝えていかなければならない」



伝えんなそんなもん。
つか後続って誰がいるんだよ…( ゚д゚)



その後のことはよく覚えていない。
何故か頭髪が一本抜けていたり、
家の天井にヒビが入っていたような気がするが、
きっと気のせいだろう。



第三回完
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