シーンの冒険日誌

『…はい？』
「福引でキングヒドラ２枚引いたんですよ！行きましょう！」

フレチャの相手はめぐりんさんだった。
この討伐会初回にて（若干）無茶振りパーティをしてなんかハマってしまった人だ。
いかん…彼女は幻想でも見ているのか？
よりにもよって私をそんな貴重な機会に誘うだなんて。

『え…？いや、私？』
「そーですよ！僧正の胃腸に穴をあけてあげようかと思って！」

のっけからアンタひでえ言い草なんですがそれは。

『…私は一度たりとも胃腸に穴をあけて欲しいだなんて要求してないんですが？』
「またまたー、そうしてあげると嬉しいんでしょ？」

コイツドＳだ。間違いねえ。
理解が数段階スッ飛んでとりあえず殴れば嬉しく思います
間違いねえぜだなんてそんな思考…私は認めてませんよ！

いやしかしこんなお誘いなんてめったにないぞ…。
しかも初日だし。
金払おうとしたらタダだって言うし…どんだけ命かけてんだよ？
（福引を９９枚引いてあてまくったらしい…豪運すぎる）


じゃあってことで、メンバーが集まった。
めぐりんさん、シーザーさん、コッコさん、私の４人だ。
私は事前に調べていた攻略情報を展開する。
今回は初回だってこともあり、とりあえず武２僧２だ。
慣れたら他の構成を検討したいところだな。
作戦／分担は以下。


【私】
キラポンスクルトフバーハ係。
ダメ９０ちょー毒・攻防げっそり弱体化・
ハッピーブレス踊りんぐは全てきらぽんで防ぐぞ！

死ねィ！！！
…死んだらあかんやん(´・ω・｀)
あとは刻々と変化する戦況に対して柔軟に対応行うのであって
脊椎反射で何も考えてねえ。


【シーザーサラダさん】
基本ベホマラさん。
水の羽衣で火球が多い日も安心のブレス壁僧侶。
一方私はよく燃えます。


【めぐりんさん／コッコさん】
前衛で壁。
キラポン以前に状態異常になったらぷぎゃーふくつ。
話し合いによる談合すーぱーはいてんしょん及び
てんしょんばーんは全てＧＦで頭わっしわっしする。


【その他ちゅーいじこう】
・はげおた（はげしいおたけび）くらったら
　３００ダメージでハゲるから後ろの僧侶は食らったらハゲ。
・れんぞくでかみつかれてもなかない。
・とりあえず初動かたっぽ天使安定。
・耐性？いらん。あ、でも炎怖いから竜おまとかつけとこっと。
　前衛は龍玉のほうがいいのかなあ…物理怖いし。



戦闘開始。
私、ビビりながら天使。
立ち上がりは後衛に向かってきたことと、
ヒドラの足が遅めであることから、割と余裕のある立ち上がり。
速攻で通常攻撃を受けるが、そこはすぐ回復で対処。

そのままキラポンを前衛から後衛にかけてばら撒いていく。
ＰＶにあったような、即毒攻撃終了ということはそうはないようだ。
ひっかけだったのか？

ブレスはキラポンで封じられたので、足の遅さと体積の広さをアテに、
時計周りに移動して壁を構築しながら時間を稼ぐ。

話し合い攻撃がかなり多いが、ＧＦを即反応させる二人のお陰でかなり楽だ。
連続火球にも対応…


とはいかなかった。
竜おまつけてても２発以上食らったら死亡っぽいんですけど、私。
これがはごろもとの差か…！
悠々とシーザーさんが動いて壁とかしてるあたり、マジ羽衣ブレスＧぱねぇ。

地べたにウェルダンゴシックＨＡＧＥができあがったが、
即天使で立ち上がり、動き始める。
くっそ…ポリシーとはいえきついな…。
いや、こうなったら意地でもつかってやんねー！


しかしそんなことを考えていると、
話し合い攻撃からはげしいおたけびが発生！
一気に三人がぶっ飛ばされ一人が死亡。
くっそ…これがあるんだよ…。

このとき絶対僧侶は一人満足に動けるようにしておかないとヤバイな。
一人いなくなっただけで途端に苦しくなる、精神的にも物理的にもだ。

しかしその後は特に崩れることもなく戦闘は終了。
…んー…バラモスのがキツイか？

毒もキラポンとか対策が取れていれば問題ない。
それよりもＳＨＴ攻撃ぶちまけられた時のことが一番やばいきがする。
ＳＨＴブレスに巻き込まれたら２，３人死ぬんじゃないのか？
ハマればキツイ敵なのかもな…。


と…考えていると


「それじゃ、次いこうか？」
とのお声が。


に、２枚目ですと…！？


続く。


あ、もちろん報酬は砕け散ったやつね。