シーンの冒険日誌

普通、コインボス…


今ならカードボスって言った方が良いか？


に行く時は得意な職業で行くものだろう。


誰だってそうする。


わざわざ苦手だったり、装備やスキルの整ってない職業で行って、

『あのお方、地面に埋めて爆発する類の方ではありませぬか』
「いや、その前の粗野な言動からして、見えている爆発物でありましょう」
「これだから下界の野良は困りますな。おっほっほ」


などと高火力爆薬認定されてはたまったものではない。


私は他人の能力は気にしないタイプだが、
自分側だけはそれなりに気を使いたいと思っている。
プレイヤースキルは普通だからね。しかたないね。



いや、だからね。今出来るの僧侶だけなんですよ。ええ。
他は準備してないんですよ。



「グラコス行くの？だったらパラだよね？」



…(　ﾟдﾟ)



話のわからない奴がいた。
話のわからないというか、ワザと不利なパーティを推薦しては、
戦いたがる戦闘民族の方々なのだが。


てか前にもやったじゃん！
二回目なの？一度やったことをもう一度やらせるの？
再放送なの？（再）とか書いちゃうの？
日誌読んでる人に「またこじらせちゃったよ…」とか思わせるの？


ちがうの。
私戦闘民族じゃあないの。
被害者なの。
みんながみんなアレだから空気読まざるをえないの。
アンダスタン？


と言うわけで今回も戦闘民族みたいな方々と組んだのであった。
ここまでに至った経緯は話せば複雑かつ長いのだが、

『カード余ったんで来い』
「おk」

と言うことである。
今回は土下座はしなかった。


しかしこのまま相手の思うように運ばせてはなんかいけないと思った。
少しでも楽をせねば…


『そう言えば今凱歌って安いのか？』
「大量生産されてるからかなり安く手に入るらしいよ」


これだ！
見たらなんかすごく安いぞこれ！


『ちょっと買ってきてもいいかな？』
「どうぞどうぞ」
「ごゆっくり」


よし！
糞錬金の神兵よりは強くなるだろ！
とりあえず安くて今のよりは強くなるぐらいのを買うとしよう。


…


「なんかすごく真剣に選んでない？」
「完全に黙り込んでる」



ちゃんと見えてんぞコラ(−_−＃)



『カラーリング変えても？』
「おk」



おかしい。
20万ぐらいで揃えたはずなんだが…
30万は減っているような…。
耐性？なにそれ食えるの？


外見は白ベースにしたかったのだが、
カラーリングできない箇所が多く断念。
一応悪くない見た目にはなった、と思う。


ステータスを見たら重さが347になっていた。
バラモスすら押せる重さらしい。
随分便利になったもんだ。
一応重さ錬金だけはそれなりのを買ったからな。


というわけでグラコスに挑んでみた、のだが。


パーティがパラ魔賢賢である。
素人パラだというとろうに、なんか僧侶がいない。
まあ、なんとかなるんだろきっと。


ちなみにハンマーなど無い。


グラコスとは押し合いがいい勝負になっていた。
押しつづけてれば動かないレベルか、若干負ける程度。

これは行ける！と思い、調子に乗って一閃ナメプを始めたところ…


スルッ


とグラコスが抜けた。
そのまま賢者を直撃。
次いで仲間呼び連発。



立て直した時にはリサイタル会場になっており…



全滅。



久々にやっちまったなこれは…。



続く。