シーンの冒険日誌

先日、スットコ１４０スキルを覚えた。
覚えた際に、フレと
「どっか適当な敵相手に試し撃ちにいかない？」
という話をしたところ



三　悪　魔



を選択された。

…こいつら何言ってんだろ。
とりあえずいい表現が思いつかなかったのだが、
思いつく限りのことばで、こ奴らの性質を表してみた。


『キミら、第一話で何の試験もせずに試作ロボ出撃させて
　上司にドヤされるタイプだろう』

「その通り」
「わかりやすい！」


いやホメてねえよ！(;・∀・)
やる気満々かよ！


仕方ないのでやることにした。


噂通りライガークラッシュは相当な威力だったようだ。
私も空きを見てティンクルバトンを使ってみた。




( ﾟДﾟ)




気づいたら負けていた。
どうも放心状態だったようだ。
再戦したらあっさり勝ってしまったのだが、
ティンクルバトン…これは…



ヤバイ。



使った場合、使用者にリアルロストアタックがかかるぐらいヤバイ。
女子向けのモーションっていうか…にゃ…ん…的ななにかっつーか…。
一般的に成人女性がやっても痛いっていうか…。
プックリッポン向けっていうか…。


それを男子がやるってどうよって話である。
オーガ♂あたりに接近されてあれつかわれたら夢に出るんじゃないだろうか。



そんな悩みがあったところ、
フレのQ.W氏が何故か不慣れな人間姿になっていたため、
職務質問がてら話を持ち掛けてみることにした。
どうやら彼も使用をしたようだ。


そんなの使って平気なのか？
と尋ねると

「野郎４人でピラミッド行って使っただけだから大丈夫」
「あえて突っ込まないのが大人の対応」

とのことだった。
なるほど、まあ女子がいなければ若干ではあるが羞恥心は減るし、
冗談で済まされるレベルでも…あ、ある、な？


そして、氏によれば
「逆に女子がいるパーティはまずいだろう」とのことだ。
むしろ通報されるレベルらしい。


なるほど。
あんなダンスで迫られれば確かに身の危険を感じるかもしれぬ。









『３０回使ってました』



私は氏に告白した。

よくよく考えてたらガイア強狩りで普通に使ってました。
ピラミッドでも普通に使ってました。


何せ空き時間に差し込むのにちょうどいいスキルなのである。
武器持ち替えで攻撃サポートはできなくとも、
このスキルなら気軽に火力増加に貢献出来る。

世間の評価は賛否が分かれるようだが、基本使えるスキルなのである。
それが逆にむかつく。


ホーリーライト様はいいんだ。あれは特別。あれは神ですから。




そして、私の告白に対し、氏は悟ったようにこう言った。



「アウトだな」



サラッとアウトとか言うなよ！Σ(・口・;）
サムズアップしてんのが見えたぞちくしょー！
私の悪意的なイメージだけど！！！


じゃあなにか。
私３０回通報されてんのか。
あきらめるしかないのか。



…


( ゜o゜)ハッ


恐ろしいことに気が付いた。



『じゃあ何か…戦闘中に技依頼するとかあるじゃん』
「あるな」
『ティンクルバトンをワザと指示するとするじゃん』
「うむ」
『…使った後に意図的に通報とかあるんじゃね？』
「ありえる、恐ろしいことだ」


なんということだ。
しかも逆に男性側から女性側に依頼しても
むしろセクハラ扱いになってしまうのではないか、との懸念が…。



これはまずい…。
とんだ罠スキルだ。
我々は一刻も早くこの危険性を運営に知らせねばならぬのではないか。

でなければもっと健全なモーションになおすべきなのでは…。


ああ、なんということだろうことだろうか。
この秘密を一刻も早く皆に




めんどくさいのでやめた
(´σ ｀) ホジホジ 



完