「と言うわけで、『150スキル来る前に倒さねば私の地位の危機なので今すぐドレアム倒そうぜ討伐会』に参加頂きありがとうございます」
「すがすがしいまでにやる理由が明白な会だな!」
総員速やかにスレア海岸に到着。
クエスト受けてないアピールをされるも突入に成功。
ドレアム前で作戦会議。
・バラけて一斉射撃。タゲられたら中二病を盾にする。他の人も壁をする。
・グランドクロスはタゲられたら動くな。他の連中は逃げろ。
・僧侶3人いるので聖女重視の人を決める。他2人も可能な限りサポート。
・爆弾岩は…
「放置?爆破?どっち?」
「全員の即死ガードは?」
一人を除いて75〜100。
「…」
「よし、爆弾岩が来たら…」
「来たら?」
「放置!一人はなるべく逃げろ!」(そして運が悪いならそこで果てよ)
「らじゃ」
戦いに犠牲はつきものである。
戦闘開始。
慣れないせいか魔がタゲられてパタパタ倒れていく。
想定内だ。とにかく今は流れを掴む!
パタパタパタパタ倒れて行く。
…そ、想定内だ。
パタパタ(略)
…だ、ダメージ当たってんのか心配になってきたぞ。
「桂ァ!今何分!?」
うっさいわ!Σ(゚д゚lll)風でも拾ってろ!
実は私以外は余裕の心境なのだろうか。
しかし、中盤に入り壁が安定。
聖女も安定供給されだした。
タゲを固定しながら逃げ回れる!
魔法が目に見えて当たり始めた。
このタイミングでドレアムの体力がオレンジに。
まだ10分経ってないな。行けるか?
ドレアムの本気が始まる。
が、聖女の供給が間に合っているせいか、それでも安定している。
事前にバラけていたこともあり、被害も最小限だ。
インチキくさいグランドクロスは健在で、
ドレアムの真横にいたのに食らったりした。
が、それはロザリオが守ってくれたおかげで耐えきることが出来た。
すぐさま回復に入る。
聖女の数は…5…今ので6か。
あまり被害は無いな。
ちゃんと避けられれば絶望的でもなさそうだ。
こちらも壁に挟まりつつ聖女とベホマラーをばら撒く。
敵の表示は忘れずに見る。
とにかく基本に立ち返ってみた。
前回のような無様は出来ない。
いつの間にかドレアムの体力は赤になっていた。
行ける!
みやぶる発動!
…ホーリーライトにしておけばよかったが、
さすがにナメプの象徴をぶちこむ精神的余裕はなかった。
その後、ほどなくしてドレアムは沈んだ。
グランドクロスだけは最後までインチキ臭かったが。
勝てたか…。
聖女多目は正解、全員の壁もうまく作用していた。
位置どりも巻き込みが少ないものだったし、成功と言えるだろう。
スタンショット2枚もかなり助かった。
崩れそうな瞬間止めるあたり、使う側も心得ている。
魔法構成の方が安定して倒しやすいかもしれない。
物理構成を突き詰めてないのでなんとも言えないが。
まあ、これでどうにか木曜日を迎えられそうだ。
参加者の皆様には感謝しかあるまい。
…なんだかんだ。楽しんでたかも知んない。今回。
完