【11~14階】
そろそろ他の武器も厳しくなってきたのか、杖が3名となった。
本格的に杖賢者ゲー開幕である。
ベホイミ!
しんぴ!
はやよみ!
これを全部持つことの意味が分かるか!?
この賢者が!魔塔でいちばんつよいってことなんだよ!
うそです。
そんなんで一番つよくはなりません。
守備力に頼った装備のままであるため、回復魔力はいっこうに高くならず、
ザオ、ザオラルは失敗する。ザオラルもそんなにHPは回復しない。
そして他のメンバーの守備力は賢者相応、紙である。
それでもよかった。
ベホイミがあれば死なせずに済む。
それに我々にはイオラがあった。
文句を言う奴は全部イオラで黙らせた。
覚醒イオラゲーの開幕である。
イオラ×4で敵は塵になるのである。
スキル振りの関係で神秘の有無はもちろんあったが…。
ごり押し魔塔クエストは楽しい。
ぶっ放せば良い。
勝てないなら火力を。もっと火力を。
神秘を使い、イオラでボコればいい。
流石にボスは黄色隔離してドルクマしたが。
たとえ数が同じだろうと我々に負けはない。
この火力とサブヒーラーとしての回復能力ある限り…。
我々は火力に酔っていたのかもしれない。
【16~19階】
ひくいどりとホークブリザードのコンビだって楽勝だ。
隔離しつつドルクマとイオラを通せばいい。楽勝だ。
大丈夫。勝てる。
そんな幻想を打ち砕くものがいた。
キラーパンサー&シルバーデビル。
16~19階強敵のパターンの一つ。
キラーパンサーが前で通常と痛恨、
シルバーデビルがギガデイン。
我々の火力を上回る敵。
やられる前にやるを体現し、しかもタフである。
なお、多分マホステは覚えていなかったか忘れていた。
キラーパンサーに押されながら
シルバーデビルを始末しようとしたが、
火力に押され、ザオも失敗しがち、ボロクソ、全滅。
これを3度も繰り返す…。
…何故、勝てない?
なんだか回復が追いついて…?
ていうか回復してたっけ私?
ここにきて押せない相手、タフな強い敵、それが複数。
回復なんてなんとなくでしかやっていなかったことを気づかされる。
思えば、これまでの階層もそうだった。
行動が攻撃に偏ったり、回復に偏ったりしていた。
そういう場合、大体もたついていた。
どっちかに偏ればそりゃそうなる。
行く先は全滅か消耗戦だからだ。
そうなってしまった理由は、
攻撃も回復も壁も選択肢にあって、
全部やろうとしてしまったから、といったところか。
これまでは装備品やスキルでずいぶんと行動が制限されてしまったため、
自然と役割分担が出来ていた。
この時点でのメンバーは杖賢者4人…全部役割がかぶるのである。
そのうえで選択肢が多く、しかし一人では役割を全うできない。
結果、役割がぐちゃぐちゃに混ざり
グダってしまった、というところだろう。
ベホマラーでも使えれば、
誰かひとりがぶっぱなしてる間に全員攻撃ー、
っていうのも出来たのだが、それはできない。
ベホイミが入り乱れるわタゲはぐちゃぐちゃだわ…
ザオをかけてみれば2,3人唱えてたりするわ…
しかもキャンセルしてみりゃザオ失敗である。
秩序のない自由というべきか、そんな状態だった。
というところに気付くまでにここまで時間がかかったのは、
それだけこの組み合わせが強かったということなのかもしれないが…
結局のところ話し合うことで秩序を取り戻した。
正解は攻撃回復を分担させてシルバーデビルを二人で隔離、
キラーパンサーから始末する、だったわけだ。
ま、勝てて良かったよ。
で。
これが負けた原因の建前ってわけなんだけどさ。
いやな。
丁度この時間帯12時だったんだけどさ。
DQ10TVやってたのよね。
バージョンアップ情報3.1が出ててさー。
丁度その…パーティ内で実況しながらやってたのよね。
でさあ。
とりあえず攻撃ばっかしまくってたんだよね。
ガンガン行こうぜのサポばりに。
壁しながら映像見てたしあんまし考えられなかったから。
新しい情報出るたびにちょっと映像凝視しちゃったりしてさー。
なんか出たら即座に喋ったりしてたわけでさ。
連中にボッコボコにされてたのが丁度その時で。
「てめえらさっさとくたばれちゃんと見れないだろうがァアアアアア!!」
そんな雰囲気だったわけで。
まあ、その…
私が地雷でした!!!
流石に全滅したらちゃんと真面目にやりました。ハイ。
で、ボスはあっさり倒しました。
壁して離れて魔法ぺしぺしうっときゃーかてるって、あんなの。
そういうわけで、○○4シリーズ第四弾は成功。
次はまたあるのかね…なんだろ?