シーンの冒険日誌

迷宮から脱出した直後、私はバザーに向かっていた。
迷うことなく４７万ゴールドでコインを購入。
こんなもん再戦に決まっているだろう。

この時点でテンションバーン連動の仕組みはフレが理解していた。
よって雑魚から狙うことで決定。
範囲攻撃が厄介なグラコスタイプ・サンダーシャウト・
プークプックの順に狙うこととした。
（シャウトとプックは逆だったか？）

しかしログを再度確認していた私の隙をついて
フレの一人がコインを入れてしまう。
…やるじゃあないか。
まあ、私のコインは保険に取っておこうか。


再戦開始。

既に相手の行動はある程度読めていた。
前半はスクルト等バフを多め、後半は聖女重視だ。
天使は早めに使っておく。

芸術スペシャルという幻惑混乱ショック攻撃については、
ある程度避けられるため、キラポンの頻度は少な目。
フレ戦士の装備も半一人がダンディサングラス・一人は海魔としていた。

後半に差し掛かり、大地ゆらしの頻度が高まる。
ジャンプすればいいのはわかっていたものの、
この戦闘中では見切ることが出来ず、運により食らっていた。

ゆえに聖女は厚く、自分優先。
ザオラルのサポートもアテにした。
特に真大地は食らえばネクロゴンド級のダメージだ。
食らう前提の作戦とは厳しいったらないな。

最終形態での仲間呼びを使われる。
ここからだ、油断はできない。
とにかく生存優先。
少なくとも一匹倒しきるまで維持しなければ。

マヒャデドス、海魔神、五月雨、応援、真大地ゆらしに背後からの攻撃…
厄介な攻撃ばかりが続く。
ベホマラーでＨＰを維持しつつ聖女を張って
ザオラルは旅との距離を見て…いかん、旅が倒れてる蘇生を優先か。
いや、葉っぱ待ちか？くそ、うまく頭が回らん。
葉っぱをあてにさせてください等とは、
昨日の今日でこれだ、言えるものか。

蘇生したら聖女が…切れかけてるのか？
時間なんか測ってるわけがない、だが、表示はバフの表示は左端だ。
迷ったらベホマラー、あとはモグラとの距離を取る。

そんなことで頭を熱くさせてる間に一匹が落ちていた。
だが、油断はできない。
サンダーシャウトもジゴスパークを使ってくるはずだ。
二匹目が落ちるまでは…再度作業に没頭する。

二匹目が落ちたところでようやく頭が冷えてくる。
とりあえずやることは


みやぶりだな！


ちょっとだけ態勢が崩れたが悪く思うな。
なお、モグラだけ見破ればよかったことは付け加えておこう。
あとは大地ゆらしにさえ気を付けていればどうにかなった。
もちろん今回は槍なんか使わなかったが。


しかし最後まで油断ならぬ敵だった。
しばらくはこれで楽しめるかもな！
…値段以外はいい敵だな。値段以外は。


現物も手に入れ、いう事ないな。


『じゃ、もう一回行こうか』


コインが余っていたので再戦することにした。
いやー売るわけないじゃん。
まあ、出たのは破片だったけどね。


完


【前編の注釈】

（※１）テンションバーン効果は子分と連動している。
　　　　仲間呼びされた全ての敵に有効であるため
　　　　仲間を残したまま本体を攻撃するのは致命的。
　　　　これに気付かず、我々は一度全滅した。
　　　　なお賢者による零の洗礼は無効らしい。
　　　　デュアル入ったらとかは…ないかな。

（※２）トゥイッターのホロナさん情報によれば真大地ゆらしは
　　　　６回ワキワキする内の４回目でジャンプすればかわせるらしい。
　　　　ホロナさんマジ女神。
　　　　バラモスみたいに飛ぶタイミングはバラつかないのだろうか。
　　　　射程距離もメラゾーマ並に長いそうで即時回避は難しいだろう。