「あんたの力を借りたい」
『おれの?あんた、おれの職業をご存知で?』
「存じ上げている」
『では、どういう意図があるので?』
「頭数合わせだ」
「坊主、金属装備は初めてか?」
ーーー三人の戦闘民族と
『僧侶とパラディンなら似たようなもんだ。西の奴らの中には棍棒担いで自称してるのだっている。』
前線には縁のない僧侶が
「ターゲットは、あの赤錆野郎だ」
キラークリムゾン討伐に挑むーーー
【K i l l e r © r i m s o n】
「ヤツらは突然現れた。
目的もないくせに近寄る連中だけはぶっ殺しまくってる」
『いらん刺激を与えたんじゃあないのか』
「中にはそういう冷やかしもいるがな。まあ被害が拡大してるのは確かだ。」
『だから正義だのなんだのと言ってやり返してみるのか?』
「いいや、暇つぶしだ」
『こんなポンコツを使うのか?これ品質テスト落ちのワケあり品だろ?』
「予算がおりないんだ。一応最新モデルの騎神だから問題はない。」
「重要なのはこいつにくっ付ける機能だ…。
こいつにパラディンガードを使わせる。無論、改造をしてだ。」
『あいつの攻撃に耐えられると?』
「発動率は数パーセントだがな」
『今から僧侶に鞍替えしてお前らの安否を祈ることにするよ』
「まあまて、数パーセントは基本だ。
殴られた反動で発動率が変化する仕組みだ。」
『昔のテレビかなんかか?最新鋭の技術とやらも退化したもんだ』
「あと声援があると発動率が上がる」
『気分で発動したりしなかったりとか…どこまで適当なんだよ』
『改造宝珠…このジゴスパークだっけか?リストにないぞ』
「それは今から取りに行く」
『マジかよ』
そして彼らはーーー
キラークリムゾンと対決する。
「諸君。緊急事態だ。」
「世界樹の雫を忘れた。」
「手が滑って選べない!」
『さっさとしろ!死ぬぞ!』
「着弾まで3,2,1…インパクト!」
彼らは果たして勝利することが出来るのか?
「こんばんは、野良で組んでるんだがこいつマジ地雷…」
『うっさい今クリムゾン中だ話かけんな!』
「リモートリペアーーー!!!」
地上波初登場!
【キ ラ ー ク リ ム ゾ ン】
これは世界樹に厳しい戦い。
「キラークリムゾンまで3時間待ちだ」
『待てるか!』
10/11夜放送予定!
お楽しみに!