RPGにおける、あらゆる収集要素に関わる恐ろしい病気。
現代においては収集要素が多様化しており、
極めて病気にかかりやすい世界となっているといっても過言ではない。
絶対にコンプリートができない系の世界もあるが、
それはそれで人は苦しむことになる。
症状が進行すると、患者(主人公)は飽きやすくなり、
世界が平和にならないまま放置されるなど深刻な影響をもたらす。
攻略Wiki、ドラクエ10世界で言う極限や◯◯堂は病状の進行を和らげるが、
代わりにテンプレート病が進行することになる。
【宝物コンプリート病】
フィールド/洞窟/街問わず
全ての宝箱やドロップアイテムを収集せずにはいられない病気。
洞窟の分岐が苦手になる。
ちょっと進んで先が続いていると戻って逆の道を探すようになる。
しかしこれが実はトラップでもう少し進んだ所に宝があったり、
逆方向が実は強制イベントで2度と戻れないような世界もあり、
そのような世界はより患者を苦しめることになる。
ドラクエ10世界のように
収集リストや探索魔法が充実している世界では
患者は苦しみにくくなるが病状の進行は加速してしまう。
当然ながら全ての宝箱を開ければ病気からは解放されるが、
ドラクエ10のようなネットワーク世界では宝箱は増えつづけるため、
患者は永遠に苦しみ続けるとも言えなくはない。
【図鑑コンプリート病】
前述の宝物のみならず、
店売りアイテムやモンスターの素性などあらゆる図鑑に関わる病気。
かかった時点で重傷。集め続けるか諦めるかの二択しかない。
交換要素が嫌いで期間限定アイテムが大嫌いになる。
また、重篤な患者は戦闘状況がどうなろうが敵に鑑定スキルをぶちかまし、
鑑定スキルやアイテムがないと
発狂して世界をリセットすることが往々にしてある。
近年では課金要素も関わることから病状を克服してしまう人も。
諦め的な意味で。
ドラクエ10世界では基本的に取り返しがつかない要素は…
まあ、課金要素を考えると諦めが肝心である。
え?図鑑じゃなくて現物コンプリートしたい?
…せいぜい見た目に関するもん全部マイコーデに所有物の記録させて
枠内で自由に組み替えられるとかぐらいしかないんじゃね…。
【スキルコンプリート病】
所謂戦闘技能を全て収集し尽くさなければ気が済まない病気。
ただしこれに関しては二者択一である世界も多く、
病気にかからないこともある。
かかる人間はかなりの確率で戦闘狂…というわけでもなく、
地味な作業が好きな人ではなかろうか。
この病気の克服には
大量の経験値並びにスキルポイント的な何かが必要であり、
大抵が長時間にわたる連続戦闘を強いられるため苦行の極みとも言える。
なお、ドラクエ10世界ではスキルは忘れてしまうので発生し得ない。
でも銀色の饅頭みたいな何かをぶち殺して
レベルや特訓ポイントを一揃えにしてるのは
似たようなもんなのかもしれない。
【称号コンプリート病】
その名の通り役に立たないことの多い名声をひたすら求める病気。
あらゆる方面に忍耐力を強いられることになるため、
精神的ストレスがハンパないことになる。
この病気のためにアイテム使えない病や逃走できない病、
難易度アレルギーが発症する人もいる。
別にドラクエ10世界でそういうのはないが、
家に内職で引きこもったりカジノの椅子を尻で磨いたり
ひたすら福引を回しまくる人もいるのではなかろうか。
【ベストエンド以外認めない病(または分岐コンプリート病)】
◯◯を満たしてなかったから××仲間にならなかったよ。
次のプレイで頑張ってね!
という状況をひたすら憎悪するようになる病気。
Wikiや攻略サイトの摂取が一番の薬になるが、
時期によって条件を満たしてなかったり、
載ってない何かのせいで失敗とわかった時点で
患者は世界を放棄することがある。
と言うかこの病気をさらに進めた分岐コンプリート病患者は
進んで世界を破滅させたりする要注意人物である。
ドラクエ10世界ではたぶんない。
せいぜい林檎の館…あれなんて名前だっけ?まあそれぐらいか。
【期間限定アイテムアレルギー】
ベストエンド以外認めない病に酷似した病気。
酷い世界になると、◯◯が始まって××に話しかける前に
かなり前の街の住人Aに話しかけてアイテムを入手しろ、
みたいな爆弾が仕掛けられており、やはり世界を放置する原因となっている。
まあ、そういうの好きな人もいるんだろうけど。
どーやって見つけるのよ、それ。
続く。