シーンの冒険日誌

緑玉出して竜族の隠れ里で温泉に入りながら待つことにした。
誘い…来るかな？回魔抜きの精霊王で１とか２戦だったら、
いっつも５分とか１０分とかかかってたもんな。



速攻で誘いが来た。
こんなに早いのか？確かに本気の装備だけどさ。
ま、プレイヤースキルが表示されるってワケじゃあないからな。
数値だけ見ればできるヤツって思われるのかもしれない。
残念、初心者なんだ。



構成は戦バト道僧。オーソドックスな構成だ。
バト入りで特に注意するのはバトの生存だ。
それは以前間違って４入った時に思い知った。
攻略サイトを見て、同意するしかなかった。

全然、ＨＰが減らないんだ。
滴をぶっぱなしまくっても、１０分経って色すら変わらなかった。
４のアイツは超固い。

生き延びれば、ザオラルをつなげられれば、
必死で耐えてチャンスを見つければいいさなんてのは、
時間のある僧侶の考え方なんだ。
Ｓキラーマシンあたりと戯れるんならまだしも、
レグナード以降のこいつらには通用しない。

だから優先行動にバトへの聖女が入る。
バトもそれを前提に下がったりする。
聖女を入れなければいつまでたっても攻撃が出来ないこともある。
死亡覚悟の特攻が通用するのは最低でも赤字から。
通常の攻撃は安定させなければ勝ちの目がない。

ガジェット時の生存維持も重要だ。
強烈なまでのダメージをたたき出すガジェットは
動画中でも少なくとも３回は出していたはずだ。
この場合のみ陣からはみださないようタゲ下がりをしてはいけない。
真やいばに磁界シールド等前準備が非常にキツイ…。
超至近距離での生存維持なんてできるのか？って思ってる。
おまけにレーザーびっしり来た時はどーすんだよっていうね。はあ。


そして攻撃面以上に私は生き延びなければならない。
自己生存、火力の維持…回復の維持と。
これが基本だ。この３つを常に回していく。
でも天使はタイミングを見ないとダメだ。
使えるのは壁かタゲ下がり大逃げしてるときぐらいだろう。

応用にアイギスの守りやキラポンが入るが、これは常には入らない。
バトマスにキラポンを入れられれば有効打を入れやすいが、
バトマスは大体最前線だからぶつかるつもりでいってはならない。
やはりサブ壁でもしているときぐらいしか現実的ではない、か。


方針はこんなところだった。
だが、開幕から入ってみればまずバトマスが死ぬなんてザラだ。
現にそうなった。バトや僧侶はダクキンの攻撃に耐えられることはない。
戦士が２連食らって死んだり赤字二人なんてのもザラ。
ま、想定内だ想定内。立ち上がりでビビるんじゃあない。


数分後、紫雲のたつまきで道具使いさんが毒に。
毒？４でか？…焦るんじゃあない。ココは野良なんだ。
毒１００じゃないなんてのも想定内だろ。
契約を受けてるんだ、既に同意してるんだよ。
まあ、キアリーなんて気の利いた魔法はする必要もなかった。
その前に死んだからだ。

二回目の紫雲のたつまき。
いや、なんで道具使いさん本人が毒食らってびっくりしてるんだ？
装備がおかしい？そうなの？まあ…あるある、なのか？


くっそお…しかしガジェット来ないな。
動画ではポンポン出してるように見えたんだけどなぁ…。
バトの生存維持もまだまだ足りてない。何度も死なせてる。
攻めきれてる感じが全然しない。考えてるうちに１０分切って白字だ。
仕切り直しを提案して終了。
生き延びる事はできる、しかしそこまで。
これじゃあ前と同じってことじゃないのか？


道具使いさんが装備を見直したらしく、その後再戦。
でも、逆転の一手が来ることなんてなく、
敵のＨＰの色が変わることは解散するまでついになかった。

飯１解散って、結構うまい具合に働いてるシステムだと思う。
これって２、３戦程度の時間だから。
戦闘において２，３戦して勝てないなら
戦い方そのものがダメってケースが多い。

１回ぐらいなら運ってのもあるかもしれない。
でも、２，３戦続くってことはやっぱり自分を省みなきゃいけない。
だから見直すためにもそこで解散をすべきなんだと思う。
一回解散して頭を冷やせば、見えてくるものもあるはずなんだ。


…なんだけど。今の私は熱が収まらない。
普段やる気のない私に、そんな気力ってあったんだ？
反省点ってのはあるにはあるんだろう。
でもなんか頭には無難なことしか出てこない。
バトさん生き残らせればよかったなあ…だなんて。
わかってることじゃん。出来てないじゃない。
なんか違うんだよ、そうじゃないんだ。

わっかんねぇ…動画見ただろ、やれるって思っただろ。
わかんねーってんなら戦って戦って戦いまくるしかない！
死んで覚えるのが私のやり方だろ？
さっさと死んでくるんだよッ！



続く